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昼下がりの音楽室

昼下がりの音楽室

西本有希さんありがとう!


平成20年7月21日
午前5時50分
西本有希さん
愛するご家族に
看取られて
天国へ召されました。
享年33歳
合掌



「ひらり・ふわり」の著者
西本有希さん

7月21日の早朝に天国へ召されました。
お母様から連絡を受けました。

このブログを通じて
西本有希さんに多大な
声援を送ってくださった
多くの方々に心よりの
御礼と報告を伝えて欲しいと・・・

昨夜(7月21日)有希ちゃんに
逢ってきました。

有希ちゃんは、
四六時中襲っていた激痛から
やっと、開放されて
安堵されたお顔をされてました。

本当に、皆様多くの声援を
応援を、励ましを温かい心を
ありがとうございました。

有希ちゃんのご家族とともに
私も、心より感謝申し上げます。

もっと、もっと
生きていて欲しかった。

でも、有希ちゃんは
やっと、激痛から
解き放されたのです。(涙)

有希ちゃんは本当に
私達に大きなものを
残していってくれました。

ここに、有希ちゃんの著書
「ひらり・ふわり」より
私の心に深く残っている
エッセイを記します。

有希ちゃんの心からの
メッセージだと思います。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

無償の愛

子どもらしくなかったのかもしれないけれど、
私が母親になれない事は幼い頃から感じていました。

だから、弟・妹が生まれる時はとっても嬉しくて、
自分にはできない子育てのチャンスを神様が与えてくれた気がしました。
今でも変わらないけれど、
弟・妹は私にとってかけがえのない存在です。
何もしてあげられる事が見つからなくて、
それどころか弟・妹から与えてもらう気持ちの方が大きくて、
申し訳なく感じる日も多々あります。

だけど、両親が私を我が子にしてくれた年齢に
いざ自分も達した時、
両親と同じ愛情を私が弟・妹に与えたいという気持ちが
傲慢だったと気付きました。

どんなに私が壊れても、
消えたい気持ちになってしまっても、
例えば他人から攻撃されて自分を見失いそうになっても。
両親は見返りなどこれっぽちも求めず、
私を無償の愛でいつも守ってくれます。

到底、かなわないね・・・。

心配ばっかりかけているし、
なかなか表現できないけれど。
心から感謝しています。

私に命を与えてくれて本当にありがとう。

あなた達の娘に生まれてこれて幸せです。

もしも寿命が尽きても、
この言葉は残しておきたくて・・・。

(「ひらり・ふわり」より)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



上記のエッセイを含めた
有希ちゃんが大切に大切に
過ごした日々の
珠玉の文の数々が一冊の本になり
出版されています。

楽天ブックスからも取り寄せできます。
近くの書店からも購入できます。


※注)有希ちゃんは本の売上の一部を
ユニセフ協会に基金されています。

※過去のTV出演
関西テレビ
「ニュースアンカー」

放映の内容








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