やっと、だ。特許申請。
ウチの塾で開発した、革命的な学習具。ここは宣伝する場じゃないから内容は言わないけれど、代わりに流れを話してみよう。同時に、どうやったら特許を申請できるかも分かるはず。
古くはドス・カラスが二つの顔、ミル・マスカラスが千の顔を持つといわれていたが、バルドゥビーダ人は地球上では、発明家の顔も持っている。もともと右脳人間なため、新しいことを思いつくのは大の得意だ。ただ、アイディアは山ほど生まれるのにそれを形にするやり方が分からなくて、いつもいいアイディアが生まれては空気に混じって消えた。
もう4年も前になるが、たまたま「特許」についての記事か何かを読んだ。続いて「特許の申請は主婦でもでき、中学生程度の国語力があれば30分で申請書を書ける」という本を読んだ。発明学会という、市民発明を後押しする団体があることもそのあと知った。
「これは、俺が求めていたものなのか」
それから間髪入れず、一ヵ月半後には第一作目の特許出願をした。それはPCのキーボードに関するものだった(「ホームページ・バルドゥビーダ 発明特許局」を参照)。
一作目は小手調べのつもりだったが、2作目はいよいよ力を入れてやってみようという情熱がみなぎった。ところが、ここに大きな問題があった。それは電気回路が必要なものだったが、俺は電気関係に全く詳しくないのだった。最初は「こうなったら、一から勉強するか」とまで思った。でも、もっといい方法があることに気が付く。「電気の詳しい人と組む」
しかし、誰?そんな人は俺の周りにはいない。
ところが、世の中とは不思議なもの。そういう人を求めていたら、そういう人がたまたま現れたのだった。某大企業で超LSIの開発をやっている人だったので、これ以上ないパートナーと組むという、幸運に恵まれた。
それから毎週、新宿の工学院大でミーティング。ああでもない、こうでもない・・・・とやっていくうちに、だんだんと形になってくるではないか!
そして、発見。そして発見。最初は複雑だった構造体が、徐々にシンプルになり、機能は向上していった。
約3ヵ月後、第二回目の工業特許作品「電動書見台」が完成した。それは、特にOLを助ける発明だった(詳しくは「ホームページ・バルドゥビーダ 発明特許局」を参照)。
それから、いろいろな会社に提案して周った。とくに書見台は絶対の自信作で、市場は日本のみならず、コンピューター社会であれば、世界中の多くの人の役に立てるものという自負がある。
ところが、たまにいいところまでは行くのだが、契約にまでは届かない。そうして、月日だけすぎていった。
自営の教育ビジネスを立ち上げてからは、特許のことは忘れていた。ただ、俺は相変わらず右脳人間のままだった。
すると、教育関連という軸ができ、アイディアが自由に生まれるという形になり、今回の申請へとつながった。今回は工業製品というよりは、ソフト的なものである。
これで、2歩目の前進。がんばるぞ。