カタロニア民謡などトラディショナルナンバー、テラザのオリジナル、スタンダードがバランスよく選曲されていて、今回もやられたって感じです。
実際こう来てこう来るなっと長い間ジャズを聴いてきた者だったら、予測可能のメロディーが予定調和的に展開されるのだけれど、分かっていても心地良く、まだまだ聴きたいと思わせるのは、テレザのジャズピアニストとしてのスキルによるものだろう。
言い方が悪いかもしれないけど気持ち良く騙してくれるのであります。
映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を何回観ても面白いようにテレザのピアノは何回聴いても飽きることが無いのである。
ヴァレンシアオレンジのように瑞々しくビタースイートで、春の穏やかな明るい日差しのような、柔らかく深みのあるテラザのピアノは今回も絶好調です。
SJ4月号輸入盤紹介にも掲載中。
ピアノトリオファン必携なのは、もちろん正統派ジャズファンは要チェックの一枚。
メンバーはIGNASI TERRAZA(P)PIERRE BOUSSAGUET(B)JEAN PIERRE DEROUARD(DS)
録音は2005年9月26,27日
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