バンコクでコンサルティング

口を噤むと言う事は、正当な理由はなかった訳ですよね。

おはようございます、ウチャラポーンです。
8月31日になりました。今頃日本の学生さんは必死に
宿題を片付けている所でしょうか。かく言う私もそうでした。
8月31日ともなると、友人同士で宿題を写し合ったものです。
８月中は外回り中も、日本からの観光客の方を多く見かけ
ましたが、これからは徐々に少なくなる事でしょう。
打って変わってチケットの安くなる9月からは、仕事関係の
出張者の方が増える事になります。
写真は昼食に頂いたカオマンガイ（鶏肉のせ鶏炊き込みご飯）。
ここ数日、バンコクでは夕方になると雨が降る典型的な
雨期の日が続いていますが、昨日は約1ヶ月ぶりに禅道会の
練習に参加してきました。

部屋で体を動かしていた時は、まだ右半身に痛みが残って
いましたが、不思議なもので空手着を着ると然程痛みも
感じなくなります。A先生のご好意で、久しぶりの練習と
言う事だったので簡単に体を動かす程度となりました。
おかげさまでどこも痛くはならなかったのですが、
純粋に体が重い....。
やはりこの１ヶ月の間に体重が増えてしまった様です。
これから徐々に慣らしていかなければなりませんね。
しかし久しぶりの練習。気持ちよく汗を流しました。

今日のニュースはまず、違法カジノ賭博場一掃に関して
野党民主党と警察庁が反発しているというニュースから。
この件に関しては昨日もお伝えした通り、チュウィット氏
の国会での暴露から始まり、それに対し署轄警察が
「カジノなど存在しない」「既にもぬけの殻だった」等と
一見違法カジノ組織を逃そうとする警察組織と、警察庁が
確認されている都内42カ所のカジノ場を3日以内に摘発でき
ない場合他組織に摘発させると迫ったチャルーム副首相の
対立の様相を呈していますが、守旧派の民主党議員から
これは「ウィティエン現警察庁長官を首にし、プシアオパン
警察大将（タクシン元首相の義理の弟）を長官に据える
ための陰謀だ」と批判が出ています。
（掲載画像はマティチョン紙より）

民主党政権はこれらの組織（警察や軍と癒着があるとされて
いる闇組織）に手が出せない事から、過去に類を見ない
麻薬の蔓延を招きましたが、仮にタクシン派プゥア・タイ党
が警察長官人事に口を出すと仮定したとしても、現状
確認されている違法カジノさえ取り締まれない長官では
更迭されても仕方ないかもしれません。
現長官からすると何故自分が長官の時に....と不満でしょうが。
インラック首相は今の所、守旧派の反感を買う人事には
前向きではない様ですが、違法カジノ摘発に関しては
今後注目すべきニュースである事は間違い無い様です。
（掲載画像はBangkok Post紙より）

そしてもう一つのニュースは、ナコンサワン県の僧侶(55)が
高校生11人に刺青を一人当り124バーツで請け負い、しかも
なぜかその内15才の女子学生２人にはお尻に刺青を入れて
いた事から、この女学生が在籍していた高校の校長と保護者
が寺に苦情を申し立て、この僧侶が僧籍を剥奪されたニュース。
（掲載画像はPDN紙より）

僧籍を剥奪されたのはティーラ氏で、11人の学生の内9人の
男子生徒には学業成績があがるとして背中に刺青を入れて
いたにも関わらず、なぜか2人の女生徒だけにはお尻に....。
しかも生徒に理解を示す余り、刺青をいれた生徒は皆一様に
親や教師に従わなくなったと言う事で、僧侶の風上にも
おけない行為ですね。なぜお尻にかという問いに関して
ティーラ氏は口を噤んでいるらしく、お寺では即日僧籍剥奪
の上、退去処分にしたそうです。
（掲載画像はPDN紙より）

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タイ中部ナコンサワン県の仏教寺院の僧侶（５５）が県内の高校生１１人に
刺青を施していたことが明らかになり、２８日、高校の校長と保護者が寺に
苦情を申し入れた。寺は事実関係を確認し、この僧侶の僧籍はく奪を決めた。
（Newsclip）