本番前の心構え的なナニか。
○教えて下さい、口内炎の治し方。もう、実は完治してなくもない。
○記事の方は、ゆっくりスクロールしながらどうぞ。
(初めての方は、取扱説明書をご覧下さい。) |
「俺の家、実は4階建てやねん。」
そう言えば、
聞こえはいいんだろう。
現によく、食いつかれる。
が。
実際は、
土地柄の問題上、横にスペースを取れなかった。
単に、
その情けない理由だけで、4階建て。
そんな裏事情と、
オヤジの汗と涙とローン37年の結晶で生まれたのが、この家である。
4階建てと言っても、
最上階はただのベランダで、夕方はカラスの溜り場だし、
4階建てと言っても、
少しの地震が来たら、比較的、長く揺れが収まらない。
見た目もかなり無骨で、ダサい。
そして、一番の問題は、
一部屋の広さがべらぼうに狭い。
その上、お隣さんとの距離がほんの数十センチという関係上、
日当たりが悪すぎる。
ありえない。
テレビや漫画でしか見たことのない、
例えるなら牢獄のような環境が僕の部屋にある。
ベットひとつと少しのスペース。
そんな冷たく薄暗い環境。
それが僕の家。
ただ、
こんなグダグダな家にも、
唯一自慢できる部分があったりする。
エレベーターだ。
某M菱社製、家庭用エレベーター。
設置に200万程かかる、
オヤジのローンを5年分追加した代物だ。
家で飲み会なんか開かれた日には、
続きは屋上で…ね。
なんて叫びながら、こいつに乗っかり、
夜空を見ながら、二次会をやったもんだ。
度々、
近所迷惑で怒られもしただろうか。
このエレベーターは、
常にそういう『来客専用』の意味合いが強いものなのだ。
つまり、
お見せするため。
自慢するため。
話の種とするため。
実用性は低いことは、ないのだけれども、
待つのが面倒なので、
普段はもう階段でガタガタと駆け上っていく方が、性に合っている。
性には合っているのだけれども。
今日は、使う。
普通に、使う。
なぜか。
簡単だ。来客ありだ。
両親不在のこの家に、
女の子が来るからだ…。
(続く。わりと気分で。)
↑お礼の意味で、書いてみようと思いました。
↑見つかったそうです。
ブログ、実は改装中。(もうバレバレか。)