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ほのぼのノルウェー暮らし

ほのぼのノルウェー暮らし

ノルウェー 自転車旅行  RALLARVEGEN 


2004年の7月に、ノルウェーで一番有名な
サイクリングルートRallarvegenでサイクリングを
楽しんできました。

雪深い山岳地帯なのでサイクリングできる時期が
限られてるんですが、だいたい7月の下旬辺りから
10月初旬ぐらいまでは楽しめます。

ワタシたちはMY自転車を電車に持ち込んで
行ったんですが → 事前予約要、現地でレンタサイクルの利用も
可能。 夏場はとても混むので、予約はお早めに☆

オスロからベルゲン鉄道に乗り、電車に揺られること
4時間半、目的地FINSEに到着です。
夏なのに頂上には万年雪の山々。景色はサイコーです。

山岳地帯で標高が高いせいか、町中より紫外線がキツイので
日焼け対策をお忘れなく!


一日目はFINSEからVATNAHALSENというところにあるホテルまでの
37kmをゆっくりとサイクリング。
きれいな景色や気に入った場所を見つけては何度も止まり
写真を撮ったり、おやつを食べたり、他の旅行者と
おしゃべりしたり、極楽です。
キャンプしてる人たちも見かけましたが、FINSEではキャンプ
禁止らしいですよー。


この日はとても暑かったので、ちょっとサイクリングしただけで
汗が吹き出てきました。 途中、あちこちに雪渓があったので
雪の上に寝転がってクールダウン。


このサイクリングルート、インターネットでもチェック
できるんやけど、ネットには 『 道の状態良し 』 と
出ていたので安心してたら、ところどころ凄い所が
ありました。 道は狭いし、山岳地帯なので岩がゴロゴロ。
急な上り坂や下り坂。 まるでモトクロスやってるみたいです。

ここは昔、人の手によって作られた道やねんて~。
ホテルに着く直前は、岩だらけの急な上り坂で息も絶え絶え。
あ、もうダメかも・・・ と思ったけど、これはワタシたちだけ
ではなく、他の旅行者も同じ。 ホテル直前の上り坂は
自転車を押して歩く人で大停滞ですわ。


ホテルに着くなり、とにかくシャワー浴びてゆっくりしたかったので
チェックインしてホテルの部屋に直行。
ホテルの部屋に入ってビックリ。
何がどうなったのか、格安料金でスイート並み。
部屋が2つもあっただよ。


2日目は6時起床、8時に朝食。
一時間半延々と食いだめいたしました。体力つけんとねー。
本日の走行距離、VATNAHALSENからフロムまでの21km。
しかし、しょっぱなから死にました。
これ以上はないっちゅうくらいの急カーブと
下り坂が延々4km続くわけですが、岩だらの道なので
ブレーキはほぼ役に立ちません。途中、きれいな滝の連続やけど
転落防止柵なんてものもなく、一歩間違えば崖から滝つぼに
まっさかさま。 歩行者もいるので、ひき殺さないよう
細心の注意を払ってください。

この後は、ほとんどが緩やかな下り坂。
舗装されてる道も一部あるけど、車道を走るときは注意
してくださいよ~ → 交通量少ないけど

そういう訳で、最初の4kmを除いてはいいサイクリングコース
です。 このコースはきれいな川や滝がいやっちゅうほど
楽しめます。 ここは、ハイキングコースにもなっていて
サイクリングだけでなくハイキングも楽しめます。
でも途中にトイレがない!  その辺でするにしても
隠れる場所がない! → 人通りは少ないけど

しかし、まあ、距離が距離なんで体力に自信のある人は
試してみてください。


フロムで昼食。  冷たいビールなんぞをググッといってみました。
って、ワタシら飲酒運転やん。
  → ノルウェーでは、飲んだら自転車でも飲酒運転ダメ。一応

帰りは、ほとんどが上りになるので山岳鉄道を利用して
ホテルへ帰ろうと思ったけど、運賃聞いて目ん玉が飛び出たよ。

たかが1時間の山岳鉄道、自転車込みで一人片道
200KR ( 約3200円 ) やて~。
オスロ行きの格安切符よりたけーじゃん。

フロムにも宿泊施設があるんですが、オスロに帰る都合上
VATNAHALSEN2泊の方が世帯道具なしでフロムにも
行けるので、便利だったんよねー。

体力に自信のある本気ライダーの方ならFINSEからフロムまで
一日で到達することも可能です。

ケチな我家は、チャレンジャー。  自転車で戻ることに
決定いたしました。 のちほど大後悔したことは言うまでもない。


 














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