DRESINDRESINというのは地名ではありません、念のため。 2006年夏のとある週末、当時ノルウェーの色んな新聞で 取り上げられていたDRESINを試しにオスロから車で片道3時間くらい かかるNUMEDALというところにノル人のお友達夫婦と行ってまいりました。 ダンナの親友Hくんのお父さんがNUMEDAL出身の方ということもあり NUMEDALに家族所有のコテージがあるというので 泊めてもらえることに・・・・。 ノルウェーでコテージというと、一般的には水道も電気も 通ってない掘っ立て小屋で、トイレも外っちゅうのが常識なんやけど 最近では、電気も水道も引いて大変居心地よく改装されてる方も 増えつつあります。 まっ、お金のある人に限られてるわけだけどー。 Hくんから、予め 『 そんな豪勢なところじゃないから期待せんといて・・・ 』 と聞かされてはいたけど、行ってみてビックリ。 ちゃんとした一軒家じゃござーせんか。 もちろん、電気も水道も通ってるし、冷蔵庫もお風呂もあるーー!! わーーーーーーい。 何でもHくんのお父さんの生家だそうで、それをコテージとして 使ってるんやて~。 余談終わり。 で、DRESINって何? と思いまっしゃろ? それはね、廃線になって今はなき全長39kmのNUMEDAL鉄道の 線路上を二人乗りの特製自転車で走るっちゅうアトラクション。 何の変哲もない自転車やねんけど、この自転車一台 12,000クローネ ( 約21万6千円 ) もするんやて~。 そんな訳で、このDRESINを体験するために、片道3時間もかけて NUMEDALくんだりまで行ったんやけど、土曜の朝、このDRESINを 貸し出ししてるところに電話してみると、この日は団体の予約が 入ってて貸しきり状態との事。 ガーーーーーーーーン しかし、翌日の日曜なら予約が取れるとのことで4人分の予約を入れ 土曜日はDRESINとは反対方向にあるLANGEDRAGっちゅう ふれあい動物園みたいなところへGO! ヤギやウサギ、牛に馬、ノルウェー語でMOSKUSというロングヘアの ジャコウ牛なんかが放し飼いになっており、触り放題。 ちなみにウサギは 『 ワタシ、アンタッチャブルだもんねー 』 と逃げてたけどー。 生後一ヶ月のヘラジカの赤ちゃんにも時間限定で 触ることができたんよ。 → すごい怯えてて可哀想やったけど。 あとヤマネコとかオオカミ、昔ノルウェーにたくさん生息してたけど 今は絶滅の危機にさらされている白いキツネなんかもおりました。 → これは触り放題じゃない。 当たり前やけど。 でもオオカミの飼育係の人にオオカミ語?? のできる人が いらっしゃるとの事で、この実演がみれたのは 面白い体験やった。 この日はお天気もよく、LANGEDRAGは一日いても飽きないところ。 カフェテリアでありつける自家製ROEMMEGROET → ノルウェー版お粥 は超お勧め。 で、翌日の日曜の朝、4人で朝ごはんを食っていると 本降りの雨。 ええええええええええええーーーーーーーーーーっ!! でも、ワタシたちは晴れ人間なので、出発間際にこれまた タイミングよく雨が止むんですな。 わっはっはっ! DRESINの貸し出し事務所に着き、おっちゃんからDRESINの 操作について簡単な説明を受け、出発じゃ。 DRESINをこぐと、電車が線路上を走ってるときと同じ音が するんよ。 ちなみに、このDRESIN,身長が155cm以上( だいたいの目安 ) ないとこぐの厳しいです。 途中、何回か線路の切り替え地点があって、切り替え地点に来たら DRESINを持ち上げて → すげー重い 正しい位置に設定してから走行を続けてクダサイと、おっちゃんが 言っていたにも関わらず、切り替え地点で2度も脱線する ノル人友達夫婦。 『 だからー、おっちゃんがゆーてたがなー 』 と言いながらも この事態を予測していたうちのダンナ、爆笑しながら ビデオに収めてました。 ところどころにライトも何もない真っ暗なトンネルが 出没します。 鍾乳洞の中みたいに寒いんよ。 懐中電灯貸してもらえます。 この日はお天気がも一つだったのと、おっちゃんが 最近がけ崩れがあって、途中、線路が折れてしまったところがあると 言ってたので、半分くらい走って途中で引き返してきたんやけど なかなか面白かったです。 DRESINとDRESIN路線地図。 とあるところから拝借。 ジャンル別一覧
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