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ほのぼのノルウェー暮らし

ほのぼのノルウェー暮らし

RONDANE登山


2010年の6月下旬、夏休みシーズン到来ということで
プチ夏休みだった我家、ノルウェーで一番最初に国立公園に認定された
RONDANE国立公園に山歩きに行ってきました。

ここは本当に景色のきれいなところで、歩けば歩くほど違った
景色が次から次へと現れ飽きることがありません。
登山ルートも標高の高い山を登るハードなものから
子供連れの家族向けに至るまで色々あるんやけど、今回ワタシらが
やったのは山小屋から山小屋へ渡り歩く山歩き。
ごく普通の体力の持ち主であれば誰でもこなせるレベルやけど
約4日分の着替え ( 山の天候は変わりやすいのでセーターから雨に備えて
防水のズボン、ジャンパー、ウールの肌着やら手袋、薄手の長袖に至るまで
あらゆる気象条件に対応できるように衣類を持参してくださいまし ) に、
飲料水やら寝袋、シーツ、枕カバー、タオル、ランチ用のサンドイッチを
詰めたリュックサックを自分で担げることが条件。 
だいたい7kg~12kgぐらいの荷物が普通。

まあ、寝袋やリネン類は宿泊先の山小屋で借りられるので ( 有料 )
少しでも荷物を軽くしたい人は省くことができます。
掛け布団と枕は山小屋の部屋に備え付けになっています。


ワタシらが今回歩いたルート、ネット上にあんまり情報が出てなくて
情報集めるのに苦労したので、載せておきまっさー。

オスロからトロンハイム行きの電車に乗り、RINGEBUで下車。
2時間50分。

RINGEBUへはオスロのバスターミナルからバスで行くことも
できるけど電車の割引チケットの方が安いです。

RINGEBUからSTRAUMBU行きのバスに乗り、終点のSTRAUMBUで下車。
1時間10分。  105クローネ ( 2010年の情報 )
このバス、一日に一本、夏季のみ運行。

このSTRAUMBUがRONDANE国立公園への入口。
ここから宿泊先のDNT ( ノルウェー山岳協会 )直営の山小屋まで7km。
休憩も含めてゆっくり歩いても3時間ほどで着きます。


  
   入口



   山々




平坦な道がほとんどやったけど、途中、一箇所ものすげー急な上りが
ありました。  荷物の重みで後ろにひっくり返りそうになったことが
数回。  えっ、ワタシだけ?



     雷鳥のおっかさん


   Rypemama



     雷鳥のヒナ発見。  ウズラみたいやねー。


   Rypeunge



   到着~。 1泊目のキャビン、BJØRNHOLLIA。
   ここが今回3泊した中で一番良かった!!



   Bjornhollia




ノルウェー山岳協会のメンバーだと、宿泊からお食事に至るまで
メンバー価格で利用できます。
たかが山小屋とはいえ、メンバーであってもホテル並に利用料高いけど。


宿泊費は、まあ、プライベートルームか、どこの馬の骨ともわからん(笑)
人たちと同室で寝るグループ部屋に至るまで色々とあるんやけど
プライベートルームの場合 ( 3人以内 )、一人290クローネ(約4350円)。
メンバーやと一人225クローネ ( 約3375円 ) 。
同じプライベートルームでも4~6人の場合は、もう少し安い。


どのこ馬の骨ともわからん人たちと同室のグループ部屋の場合は
一人185クローネ (約2775円)、メンバーだと一人
125クローネ (約1875円)。

テント持参の場合は、テントを張る場所代だけなので、更にお安く
なります。

部屋にはトイレもシャワーも付いてないので、共同のスペースで。
シャワー4分、10クローネ (約150円)。
部屋には電気もありません。  でも北欧の夏は白夜なので
電気がなくても大丈夫。  しかし、夜中にトイレに行かれる方は
小さい懐中電灯があると便利かも。


この山小屋、宿泊費に朝食等は含まれていないので食事は別料金です。
朝食一人120クローネ (約1800円)。  メンバーの場合は
一人95クローネ (約1425円)。

夕食はコースメニューだとスープ、メイン、デザート、コーヒー又は
紅茶で一人285クローネ (約4275円)、メンバーだと
235クローネ (約3525円)。
けっこう、ええ値段でっしゃろ? でも、コースメニューを頼むと
スープからデザートに至るまで、全ておかわり可能という大食いの人には
嬉しい特典つき。 これを考えると、そう高くもないかな?
ビールやワインなんかも別料金で注文可能。

そんなにお腹がすいてない場合は、メインだけとかメインとデザート
だけとか頼むこともできるよ。
ベジタリアンの場合は、事前に連絡しておけば別メニューを用意
してくれるようです。


山小屋によっては、その土地の特産物を使った郷土料理とか
かなりレベルの高い食事にありつけるので、試してみる価値あり!!
頑張って一日歩いた自分に、ご褒美としてどうぞ。


他の登山客たちとロングテーブルに座って色々とおしゃべりしながら
食べる夕食は、なかなか楽しいですよ。


このBJØRNHOLLIAに至っては、朝食も豪華やったし夕食もサイコー☆
連泊して、ゆっくり過ごしたいキャビンです。


ワタシらはプライベートルームに泊まったんやけど
ちょっとビックリしたんが、部屋に鍵がついてない!!
まあ、登山客にヘンな奴とかいないので安心してください。



   泊まった部屋。  至ってシンプル。

  


   Rom



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