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テーマ:ワイン大好き!(30124)
カテゴリ:ワイン
「わたしの心はカロンにある」(←なぜか声は低めで) カロン・セギュールを飲みながら、この言葉を言いたいという夢が昨日叶った。 ■ シャトー・カロン・セギュール(Chateau Calon-Segur) カロンセギュール(Chateau Calon-Segur)はフランスのボルドーワインで、サン・テステフ村でもっとも古いシャトーだ。18世紀、カロン・セギュールのオーナー(ド・セギュール公爵)は、ラフィット、ムートン、ラトゥールなどの3大シャトーの畑も所有していた。それら超有名なシャトーに比べれば、カロンセギュールという畑は無名に近い畑だった。それにもかかわらず、どの畑を愛しているかと聞かれたとき彼はこう答えた。
この有名な言葉にちなんで、カロン・セギュールのラベルには大きなハートが描かれている ■ カロンとの食事と僕の夢 こんなストーリーを知ったのが一昨年の話。いつかカロン・セギュールを飲みたいと思っていたのだが、シャトー第3級という格付け以上に評価が高いワインなのだ。つまり値段が高い! 2000年のビンテージはあまりにも評価が高く、小売価格で100ドル以上はしたので、とてもじゃないけど手つけられないワインだった。それが、おとといコスコにいったら2001年のカロンセギュールが35ドルで販売されていた。ちょっと高いけど、久しぶりにいいワインを飲むことにした。 かみさんの作ったナポリタンのパスタと一緒にカロン・セギュールを飲んだ。久しぶりの高級ワインにかなり興奮した。 「もうしつこい」とかみさんに突っ込まれ、僕の夢は終わった。 ■ テイスティングノート Chateau Calon-Segur, 2001 色:濃いワインレッド 香り:まろやかな香り。乳酸菌のようなクリーミーさがあるので、オブラードにやわらかく包んでいるようなかんじ。ブルーベリー、花、プラム、木の切った香り。 テイスト: ミディアムーフルボディ。きりっとした力強い酸味に包まれるが、飲んだあとにジワジワーっと舌が腫れ上がるような滑らかなタンニンに包まれる。これがよく言われるシルクタンニンか?おそろしいほどバランスがよかった。2時間かけてこのワインを飲んだが、時間がたっても酸化することがなく、むしろ時間とともに酸味が和らいでいった。 文句なしのAです。(ちなみに4段階の勝手な評価で A:すばらしい B: 良い C:まあ、飲める D:飲めない) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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