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康一256@ Re:「硫黄島からの手紙」と加瀬亮 お久しぶりです。 硫黄島からの手紙は…
cnmi_joe@ シカゴ懐かしいです 留学してから現地の会社で働いて、7年間…
Voielactee@ Re:「硫黄島からの手紙」と加瀬亮(12/27) お久しぶりです。 よんでいるだけで感動…
Voielactee@ Re:「硫黄島からの手紙」と加瀬亮(12/27) お久しぶりです。 よんでいるだけで感動…

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2005.12.27
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カテゴリ:赤ちゃん・育児

僕の両親は昨日5日間のロサンゼルス滞在を終え,僕の姉が住んでいるデトロイトへ向かった.この5日間,いろいろ話ができとても楽しく有意義な時間を過ごせた.


僕の両親はこのブログの熱狂的な読者なのだけども,あたらめてブログというのは,アメリカと日本に住む親子間の距離を狭めてくれる.僕のかみさんのブログでは稜真(りょうま)君の近況をほぼ毎日伝えているので,いちいち細かい説明をしなくてもいい.僕の仕事のことや考えていることなども,このブログを通してすでに理解してもらえているので話が早い.


この滞在中でも父親と会話との会話で,



「ああ,それってブログに書いたKさんのこと?」
「ブログにも書いてあったように,・・・」



みたいに,「ブログ」の日記内容を参照して,説明すればいいのでとても楽だ.


■ 正しいことは控えめに...


そんななか,11.22.2005の日記で,「正しいことを言うときには控えめに言う」と書いたことで,「どこから知った?」のかと父親に聞かれた.この「正しいことを言うときには控えめに言う」という教訓は,僕らが結婚するときにかみさんの友達からもらった吉野弘の「祝婚歌」という詩からえた.



「祝婚歌」吉野弘


二人が睦まじくいるためには

愚かでいるほうがいい

立派すぎないほうがいい

立派すぎることは

長持ちしないことだと気付いているほうがいい



完璧をめざさないほうがいい

完璧なんて不自然なことだと

うそぶいているほうがいい



二人のうちどちらかが

ふざけているほうがいい

ずっこけているほうがいい



互いに非難することがあっても

非難できる資格が自分にあったかどうか

あとで疑わしくなるほうがいい



正しいことを言うときは

少しひかえめにするほうがいい


正しいことを言うときは

相手を傷つけやすいものだと

気付いているほうがいい




立派でありたいとか

正しくありたいとかいう

無理な緊張には

色目を使わず

ゆったり ゆたかに

光を浴びているほうがいい



健康で 風に吹かれながら

生きていることのなつかしさに

ふと胸が熱くなる

そんな日があってもいい



そして

なぜ胸が熱くなるのか

黙っていても

二人にはわかるのであってほしい



2人でこの詩を読んで,「正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気付いているほうがいい」という言葉に感動し,それから「正しいことは控えめに言う」というのは僕ら夫婦のポリシーとなった.


■ 言うは易く行なうは難し


そんなエピソードを話したら,実は父親も同じ詩を読んで,同じ場所で感動したらしい.結婚式の祝辞でも「正しいことは控えめに言う」ようアドバイスしていると父親はいった.実は,僕も友達が結婚するときに同じように「正しいことは控えめに言う」ようレターで祝辞を贈ったりしている.親子といえども,こんな偶然に気がついたのは面白い.


さらに面白いと思ったのは,この教訓とは裏腹に,父親が「正しいことを控えめに言えず,母親との夫婦喧嘩をよく見ていたことだ.僕がこの吉野弘
の詩を読んだときに,真っ先に両親の夫婦喧嘩を思い出したのだが,これは気のせいだったということにすればよいか.







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Last updated  2005.12.27 16:40:48
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