おばはんの体育な日々

　今日の空は冬、日は射してるけど、肌寒いです。

　昨日のうそつきランから一晩明けて、脚は大事無く動いています。若干の筋肉痛はありますが、関節は痛くありません。
　やれやれです。

　毎回同じような長いレポートで恐縮ですが、よろしかったら見てやってください。

　昨日の帰り道、久しぶりに淡路SAに寄って、写真を撮ってきました。



　明石海峡大橋。向こうが本土、右手が神戸方面。

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第20回　雪彦（せっぴこ）マラソン
　＜日時＞　平成19年11月11日（日）　概ね晴れ、風ほとんどなし
　＜結果＞　ゴールタイム　1時間48分19秒　
　＜5キロ毎のラップ＞　　28.51　29.11　×　45.07　5.07

　雪彦マラソンは初参加、今月23日の福知山フルを控えての気合入れ兼スピード練習のつもりで申し込んだ。
　が、10月のウルトラ100km以来、腰やら膝やらに痛みが出てなかなか治らず、違和感が去らないままの出走となった。
　フルを控えているだけに無理は禁物だ。全篇ゆっくりLSDのつもりで行って、痛いようなら即あきらめること、2時間以内で走らないこと、を条件に自らに出走を許可した。

　雪彦山に向かって走る前半上り、折り返して後半下りのシンプルなコース。
　果たして無事ゴールできるのだろうか。



◎スタートまで

　途中のコンビニで朝ご飯を調達、パンと缶コーヒー、おにぎりひとつ、食べながらの道中。家から1時間半あまりで会場に到着した。
　受付を済ませ、更衣。概ね晴れていて寒くはないのだが、脚の不安がありゆっくりのつもりなので、長シャツに長タイツ（上下ともCW-X）にした。タイツはこの日が初使用のスタビライクスモデル。
　外に出て名産品などを見てまわり、いつもよりずっと念入りにストレッチをする。特に腸脛靭帯を意識して伸ばした。
　スタート１時間前に、ヴァームとカステラを一切れ。
　アップはなし。

　開会式のあと、諸注意、準備体操など。
　マラソンスタートの前に、同時開催のワンデーマーチの参加者たちがスタートした。花火が上がり、風船が飛ばされて、なかなか派手な演出だ。

　ほどなく10：05、ハーフからスタート。

★スタート～5km　28.57

　並んだ位置はスタートラインのずうっと後だったが、ロス20秒ぐらいでスタートした。
　高低図ではダラダラ上りだが、そうきつくないので、平坦な感じ。始めは予定通りゆっくりウルトラペース。

★5～10km　29.11
　
　4～5キロ当たりから、例の膝の違和感が出てきた。更にペースを落としてこれ以上できないくらいにゆっくりにするが、走れないほど痛くはないものの、なおも違和感は続く。この分だと完走もおぼつかないかなぁ、と不安になる。確か、ゴール前1.5km地点で、2時間20分が関門だ。
　コースは山道に入って、傾斜がきつくなってきた頃、折り返して来るトップランナーたちとすれ違う。
　上り坂をゆっくりながら懸命に走っていると、なぜか急に痛みがすうっと引いてきて、そのうち違和感も感じなくなった。恐る恐るペースを上げてみると、脚は動く。痛くもない。
　更にペースを上げて全開に。脚は動く！
　前のランナーをどんどん追い抜いてゆく。

★10～20km　45.07

　ゆっくりだったので汗のかき方が少なかったのか、ここまで給水は全然とっていなかったが、全開にしたら暑くなってきたので、これ以後は給水もとった。
　雪彦山の登山口、神社の鳥居さんが折り返し点。折り返し点手前で目印の青いタスキをもらう。紅葉の雪彦山がきれいに見えたけど、全開で走っているので撮影はできずに、通り過ぎた。
　折り返してすぐ中間点、1時間とちょっと。ここまではほぼ予定通りだったんだ。
　折り返し後はひたすら下り。どんどん走るが、脚は動く。
　15kmのラップを取るのを忘れるくらい、どんどん走る。

　沿道で応援の子供たちが、木製の手作りメダルをくれた。裏に少女の名前と「がんばって」と書いてある。う～ん、オバサン頑張るからねぇ！
　これほど前半とラップが違うと、後半は前のランナーをゴボウ抜き状態。前半が遅すぎるせいなんだけど、次から次へドンドン抜き去るのは、超気持ちがいい。
　
★20～ゴール　5.07

　下りのはずなのだが、これまでより傾斜は緩いのでスピードはやや落ちてきた。それでも前に見えるランナーに照準を合わせて、全力で走る。
　ゴール手前まで気を抜かずに、だけどスパートはせずにそのままでゴールした。

◎ゴール後
　
　すぐに完走証をもらう。
　タイムは1時間48分19秒。
　2時間以上はもちろん、ワースト記録更新も達成できず。
　その上、女子の年代別4位に入賞、こんなタイムで表彰してもらうのは極めて申し訳ない。
　ドリンクを1杯いただいて、更衣に向かった。

　ブログで宣言したら誰も見ていなくても無理せずに抑えて走るだろう、と言う作戦は崩れた･･･うそつき女だ。

　参加賞は、保冷バッグつきの折りたたみチェア、エコ袋入り。ボールペン、DVD｢雪彦マラソン20年の歩み」。
　今回20回を最後にこの大会はなくなるらしい。
　丸いのが手作りメダル。

　アイシングしてから寝み、翌朝は幸い膝の痛みはない。機能障害もない。何とか大事に至らずに行けそうだ。ほっ。