神戸魂

何もかもが悪かったようなガンバ戦ですが、一つだけ良いこともありました。

キックオフ前、ホームよりのバック指定に居座るガンバサポーター。

それはホーム側に居座るガンバサポーターに、クラブが毅然とした対応をしたこと。
ガンバユニを脱いでもらうようにお願いして、出来ない人にはビジター寄りに移動するよう命じてた。
実際、数人が移動させられていたのは見えた。

あくまでバックの指定だけですし、メインやバックの自由席は、ガンバサポの数が多すぎて黙認でしたが。
それでも、前進と言えるでしょう。

わざわざホーム寄りで、たくさんの神戸サポに囲まれながら観戦しようなんて、どんな神経してるのでしょうか。
前から思ってたけど、ここまで堂々とやってくるのはガンバサポだけの気がします。
そもそも、あんなとこで見て楽しいのかな。

ノエスタでは、ビジターシートに加えて、わざわざメインスタンドにもビジター専用の指定席が用意されてる。
応援したい人にも、試合をきっちり見たい人にも、どちらのアウェイサポにも十分な数の席を用意してる。
こんなビジターに優しい良心的なクラブは滅多にない。
対応が悪いアウェイなんていくらでもあるのにね。
それなのに、なぜそこに座らないのか。

せめて、バックやメインのアウェイ寄りの端なら許せるのにね。
こんなルール違反は、もちろん我々も不快だけど、ガンバの選手も嬉しくないと思うけどね。

スタッフがお願いしてるなかには、少しもめてる人もいたように見えた。
友達でガンバとヴィッセルのサポーターが混じってるグループに納得してもらうのに時間がかかってた。
ガンバサポと言うより、仲間のヴィッセルサポが「友達やから別にいいやろ」と
スタッフに文句を言ってるようにも見えた。
最後は納得してガンバユニを脱いだもらってましたが、こういうのは難しいですね。

あと凄いなと思ったのは、日本代表ユニで見事にカモフラージュしたガンバサポがいたこと。

実は、代表ユニの下にガンバユニを着てます。

周りでガンバユニが注意されてるのを察知すると、持参してた代表ユニを出して重ね着を始めた。
目についただけで、そういう人が３人ほどいた。

驚いたけど、なかなかの知能犯ですね。
さすがに日本代表のユニなら、いくら青くても文句は言えない。
かしこいとも言えるけど、そこまでして、この場所にこだわる理由は理解できない。
周りを欺くのが趣味の自己満足なだけかもしれませんね。
ひょっとしたら、ほかのアウェイ会場でもやってる手法かもしれません。

今回の件は、４月に行われた「安心・安全で快適なスタジアムづくり」の意見交換会で
クラブ側が対応を約束してたけど、きっちり対応してくれた。
まだまだ完璧ではないけど、一つ一つ対応していってるクラブの方針は良かったと思うね。

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