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よく「○○系」とジャンルに分ける時よく使うこの便利な言葉。渋谷系、裏原系、わたしの絵のタッチなら「秋葉系」とでもいいましょうか・・・。この「○○系」私もよく使っていますが、何かを見る時、この「○○系」というカテゴリーで考えるのはしないようにしようと心がけています。
○○系という見方、考え方は、とてもラクチンで、それはなぜかというと「固定観念」の植え付けなんではないかなと思うのです。一番表現の中で無難でみんなが安心する平均の姿。○○系の人はこんな人、○○系のファッションはこんな感じ、こんな性格だろうと、本人や作品を見る前に決めつけてしまうのです。 例えば○○系という○○の中に思い当たる言葉を入れてみて下さい。 きっと容易に姿が思いうかべることができるのではないでしょうか? これが一番恐いのです。 好き嫌いの判断の中にこの「固定観念」は潜んでいませんか? 自分の中で一度問いかけてみて下さい。 ちょっと違うかもしれませんが、外国人(特に欧米)の人が私のような絵を真似て描く時、ほとんどの人が模写でも上手く描けないそうです。 それは彼等がアメコミの世界で育っていて、「育ってきた環境による固定観念」があるため、描く時チグハグになってしまうということなのです。 人間は楽な方に楽な方に、なんでも動こうとするようなので普段散漫に生きているとこの固定観念のなかでしか生きられなくなれます。 そうならないためにも、まず疑うことです。徹底的に疑うことです。 その後で判断してみるのもいいんではないでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.09.10 02:35:55
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