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◆第三帝国◆

卍第三帝国喫茶卍


「あぁ、ノドが渇きました♪」

「あら、あんな処に喫茶店があるわ、あそこは確か役所だったような・・・」


【第三帝国喫茶】

「だ・・・第三帝国喫茶!?」

「い、いらっしゃいませ、お嬢様方。お、お茶でもしていってみませんか?」

「は・・・はぁ?」

「だぁめだ!だめだ!宣伝相!プライドや恥を捨てて客ひきしないとぉ!!」

「す、すまん・・・・」

「きゃぁ!親衛隊♪」

「おっと、お嬢さん方、失礼!第三帝国喫茶で素敵なひとときを過ごしてもらいたくてお誘いに来たのさぁ」

「いきまぁす♪」

「お二人様ごあんなぁい♪」



「よくぞまいったぁ!!!」

「な、なに!?この無礼な人は!!?」

「うるせーーー!」

びしッ!

「いたぁぁぁ!!!」

「おらおらぁ!男は右、女は左だぁ!!」

「ええええ!?勝手に席指定さあれちゃうの!?」

「何か御不満でも?」

「信じられない・・・客引きの親衛隊のお兄さん、態度急変してるよ・・・」

「さぁ!総統閣下の接待の開始だ!!」


「接待をしてやるぞ!」
「な・・!?店員のくせに客より偉そうに座るなぁ!!」



「わっははははは!召使いよ!水持ってこんかい!」
「えええ・・・この人の独演会ですかぁ?」


「今日は楽しかったよ、お嬢様達。」
「あ、あの・・・まだ何も食べ物とか頼んでないんだけど・・・」

「おらおらぁ!とっとと並べ!!!」

「えええ?なになに??」

「はい、チーズ!」


週刊誌見出し【第三帝国喫茶で楽しくお食事を☆】

「お会計はお二人で合計2800万円になります」

「け、警察呼ぶわよ!」

「残念ながら私が警察の長官です・・・」






























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