【特集】Me323ギガント(巨人)輸送機メッサーシュミット ギガント(巨人)輸送機 Messerschmitt 323 Gigant 「おおおお!見よ!この勇壮なる姿!!」 「いえ、閣下、勇壮ではなく輸送機です。」 「そ、そうか・・・」 【メッサーシュミット ギガント(巨人)輸送機】とは・・・? 「メッサーシュミットMe323は、英本土上陸作戦の物資輸送のためにグライダーとして計画されました。 グライダー機はMe321といいます。 後にエンジンを取り付けたものがMe323です。 英本土上陸作戦の中止後も本機の製作は継続され、北アフリカや東部戦線での物資輸送に使用されました。 大きさは全幅54.99メートル、全長28.15メートル、重量43トンです。 ちなみに自衛隊でも使用している輸送機C-130は、全幅40.4メートル、全長29.8メートル、重量33.5トンです。 ギガントの種類は多数ありますが、型番のみ記しておきます。 Me321A1,Me321B1,Me323V1,Me323V2,Me323C,Me323D0,Me323D1,Me323D2,Me323D6,Me323V13,Me323E1,Me323V14,Me323V15,ME323E2,Me323E2WT,Me323V16,Me323V17。」 「む・・むぅ、とにかくカッコイイという事かな?」 「・・・・・。」 「ところで、一枚目の写真について説明してもらおうか、グーデリアン将軍」 「はッ・・・さすれば」 「型番はMe323D-1と思われます。 所属は東部戦線に派遣された、第5戦術飛行隊第1飛行連隊(TG5)の所属機と想像されます。」 「何故所属までわかるのだ?」 「ギガントの後方にユンカースが写っていますが、そのユンカースの胴体に黄色の帯(国籍マークの白より明度が落ちているので黄色と判断できる)が入っています。 この帯は戦域マークといい、戦線によって色分けされています。 東部戦線は黄色、ちなみにアフリカ地中海方面は白です。 よってこの写真は周囲の雪やこれらの要素により東部戦線で撮影されたものであることがわかります。 8枚目の写真でギガントの胴体の帯が白に見えますが、TG5所属機は例外的に白い帯の戦域マークが書かれていました。 大きな写真で見るとギガントは迫力がありますね。」 「ククククク・・・ 迫力がある、ジンベイザメさんの魅力に気付いたか!?」 ジャンル別一覧
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