犬の落し物・・・人の落し物・・・
パリジャンには自分のわんこの散歩中にウンチ袋を持ち歩く習慣がない。つまり、道端に放置するのが普通なのです。結果として、通りには犬の落し物がかなりの頻度で見られることになります。大型犬のものらしいでっかい落し物は、大抵誰かが踏んで、周りに擦りつけて取ろうと努力した跡が残ってます。そして臭い。これは、本気でどうにかしてほしい(怒。郊外に行くと公園には無料のウンチ袋が置かれていて、「きちんととりましょう」と書いてあったりするのに。パリではどうして放置なのさっ。今まで半年間に2回だけ、ウンチ袋を持って散歩している人を見たけれど、そのときはとても感動しました(当たり前なんだけど)。パリジャンの公共の場へのモラルの無さにびっくりです。犬の落し物だけではありません。私が他に気になるのはタバコのポイ捨て。フランスは喫煙率が非常に高いんだけれど、歩きタバコも日常茶飯事。実はつい最近禁煙席と喫煙席を分離する法案ができたばかりらしい。「タバコ?止めれるわけないじゃんっ!」と平然というパリジャンも。あまりにも周囲の人に対する配慮が欠けてます。まるで7,8年前の日本のよう。でも法案もできたし、私が来た半年で政府主導の禁煙ポスターも目立ってきたことから、私はあと数年したら日本と同じように急激に分煙が進むんじゃないかと勝手に思う今日この頃です。まあそれは置いといて、うちの近くの大通り↓汚いよー。この現状とは裏腹に、一般的なパリのイメージは全く違うはず。実際主な観光地にはゴミ一つ落ちていません。なぜかといえば・・もちろんお掃除する人がいるからです。パリジャンはものすごい勢いでゴミを出し続けるけど、それ以上の勢いでお掃除お兄さんが片付け続けてるのです。パリ市はこの環境保持のため、多大なお金をかけてるはず。オリンピックに3回も立候補できるくらいのリッチな観光都市なので、その辺の経費は惜しまないんだろうけど。私はそのお金をパリジャンのモラル向上教育にあてて欲しいなーと思う。「犬のウンチは飼い主が取る」「タバコのポイ捨てはしない」「ゴミはゴミ箱に」・・・・当たり前過ぎて書いてて笑えてきます。ちなみにパリ市のウンチ対策はこちらのページでよくわかります。犬の落し物クリーン作戦シラクレットについては失笑。ウンチバイクには爆笑。