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わらしべ工房 畳屋の楽屋裏(ブログ)

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2006年10月05日 楽天プロフィール Add to Google XML

企業努力
[ どたばた営業日報 ]    

最近、ワラ床を使わない畳屋さんが増えているようです。

理由は、畳屋さんの老齢化のため、「クソ思いワラ床なんて担いでらんねー」というわけで、軽い建材床(ワラ床の3分の1の目方)を採用するということのようです。

が、もうひとつの理由として、良いワラ床ができなくなった、というのも大きな理由のような気がします。

コシのある畳床に不可欠な長いワラが入手できなくなったり、古い畳を解体して取ったワラをリサイクルして使ったり、高い技術を持った人がいなくなったりなどのいろんな理由で、良いワラ床を製造するのが難しい時代になってしまいました。

以前、私も上記の理由で、仕入れていた畳床の質がたった数年で明らかなくらい低下したために、しばらくはワラ床の使用をやめて、均一な工業製品である建材床を採用して畳を作っていました。

しかし、二年ほど前、優秀なワラ床を製造している工場を見つけました。

初めてその工場で作ったワラ床で畳を作った時ちょっとしたショックを受けました。建材床並の均一な仕上がりなのです。そしてしっかりとしたコシがあります。

でも良く見ると、決して最上等なワラを使用しているわけでもありませんし、リサイクルされたワラも使用しています。

つまり、技術で質の低下をカバーしているわけです。そこのワラ床から、目に見えない研究と努力を垣間見れます。

そして、その工場の姿勢は、製品の質だけではありません。
1ミリ間隔で数種類の厚さの床を常時在庫して、急な注文に土日関係無しで、対応してくれます。

最近では、どちらかというと急なお客さんの注文も多い傾向にあるので、二年くらいの間に何回も助けてもらいました。

しばらく昔に、どんな畳床でも作れば売れるという畳バブルの時代がありました。その時代を経験してきた床工場が、決め細やかで儲けの出にくい商売をするというのは大変なことだと思います。

でもそのような工場が現に存在しています。

わらしべ工房ではそこの工場の大変すばらしいワラ床を使用できることを感謝しているとともに、その工場の畳に対する真摯な姿勢からもいろんなことを学ばさせてもらっています。

PA0_0061.JPG
□当店自慢の…製のワラ床。最近のワラ床には珍しく、すばらしく平らで腰がある。材料のワラはとりわけすばらしいものを使っているわけではないのだが…


最終更新日  2006年10月05日 22時21分00秒
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頭が下がります   よしださん


うらやましい~。   まつさん


Re:企業努力(10/05)   neoさん


Re:企業努力(10/05)   としひろさん


Re:企業努力(10/05)   はせさんさん


Re:企業努力(10/05)   畳姫さん


コメントどうもです   わらしべ01さん

久々にブログに帰ってきました。
コメントくださった皆さん、返事遅くなってごめんなさい。

□よしださん
どこも床事情はにたような感じですね。

□まつさん
「藩州の床は凄い」とうちの仕入先の専務も言ってました。でも技術が受け継がれなくなっていくのはしのびないですね。

□neoさん
くず処分も年々条件が厳しくなってるような気がします。

□としひろさん
麦床、かつて一回だけみたことあります。軽くてコシがあったです。
建材床にしろ、ワラにしろ、その時々で、お客さんにとって一番良いと思える材料を使って行きたいです。

□はせさん
はじめまして。訪問ありがとうございます。
畳も襖も程よいマニアック加減を保ちながら楽しんでます。
こっち(宮城)は量産型の床としては日本一ですが、西播床はハンドメイド的なというか、職人の作品的なイメージがあります。ムラがあるとは言っても、もしかしたら、西播床をいつも使っているはせさんがこっちの床を使ったとすると、悲惨な床に感じるかもしれません。自分も一回は西播床とやらを使ってみたいです。

□畳姫さん
自作では仕事混んだ時大変ですね。必要なら紹介はできます。問題は運賃ですね…





(2006年11月07日 20時43分51秒)

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