ブログを作る※無料・簡単アフィリ    ブログトップ | 楽天市場
181259 ランダム
悲痛の叫びが谺する (そのほか)楽天ブログ 【ケータイで見る】 【ログイン】
あゝ平凡なる我が人生に幸あれ

PR

カレンダー

2009年8月
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<一覧へ今月次の月>

キーワードサーチ

▼キーワード検索
楽天ブログ内
このブログ内
ウェブサイト

▼タグ検索(楽天ブログ内)
日記 フォト 動画

カテゴリ

カテゴリ未分類(0)
(46)
(41)
(66)
(84)
(87)
(23)
(95)
(95)
(69)
(37)
(35)
(35)
(22)
(60)
(75)
(40)
(85)
(35)
(61)
(73)
(39)
(65)
(31)
(51)
(77)
(70)

バックナンバー

モバイル

>>ケータイに
このブログの
URLを送信!

 

<< 前へ次へ >>一覧コメントを書く

2009年01月29日 XML このブログを購読する

悲痛の叫びが谺する
[ 哀 ]    

色々な諸事情により人員削減することとなり、アルバイト一人の解雇を決めた
勤務は今月までということで、社長が当人に話をする筈だったのだが、まだ話を切り出していないことが判明
もう今月も残り少ないというのに、何をしているのだろうか?
ヤキモキした気持ちを抑えきれない自分は、社長と顔を合わすなり、一体どうなっているのか訊いた
すると社長は、
「あぁ…今日話すから」
と、一言
そののんびりとした態度に、自分は唖然としてしまった
そもそも解雇の話は「誰を解雇するか決めてくれ…」と社長から切り出してきたこと
それなのに、危機感どころか、余裕すら感じられるこの暢気な態度はどこからくるのだろう?
社長に疑問を感じずにはいられなかった

仕事が終わると、社長は今回解雇するアルバイトを事務所に呼びつけた
すると、自分も一緒に居合わせてほしいとのこと
社長、アルバイト、そして自分…
それぞれが椅子に腰掛けると、ちょっとの間をおいて社長が、解雇の旨をアルバイトの彼に伝えた
しばしの沈黙…
重くどんよりとした空気が漂う
このなんともいえない沈黙の時間が、とても長く感じられる
すると、渡された書類に視線を落としたままでいたアルバイトの彼が、重たい口を開き始めた
それは、突然の解雇予告を聞かされて驚いているというものだった
落胆を隠せない表情、沈んだ声、それだけで彼の今の心情が痛いほどこちらに伝わってくる
ただでさえ、解雇という事実を突きつけられてもショックなのに、社長が話を早く切り出さなかったばかりに、彼がここで働けるのは、あと2日しかないのである
(解雇予告手当として2月分の給与は出すが、勤務は1月末まで)
消え入りそうな小さな声を精一杯振り絞り、「自分は自分なりに頑張ってきた」という彼の声を聞いたときは、無念の思いがストレートに突き刺さってきて、心が痛んだ

阿鼻叫喚
自分も似たような経験をしたことがある
高校を卒業してはじめて花屋に就職したときのこと
とある部署に配属され、自分なりに頑張ってきたつもりだったのだが、働きが認められずに、ある日上司に呼び出されて「お前は向いていない」と、左遷を命じられたのである
その時、自分というものが否定されたような気がして、しばらくはショックから立ち直れなかったし、と同時に社会というものの厳しさをまざまざと思い知らされた
左遷と解雇では比較にもならないかもしれないが、少なくとも自分は、今解雇を言い渡された彼の気持ちはわかるつもりである
だからこそ、彼が苦し紛れに「仕事が出来ない人は他にいます」と、暗になんで自分だけがクビなのか?と言わんばかりの言葉を吐いても、その悔しさがわかるだけに、自分はただただ黙って聞くしかなかった

結局彼は、
「仕方ないです」
と、解雇を受け入れた
ただ驚いたことに、
「人手が足りなくなったときは、いつでも声を掛けてください」
と言ったのである
「この職場が好きだから」
と…
その言葉を聞いたとき、自分は彼を直視することができず、思わず目を逸らしてしまった
ここまで仕事が大好きだと言ってくれた彼を、解雇すると決めたのが自分だからである
彼の運命を狂わしかねない出来事を招いた自分の判断の事の重大さに、恐れ戦くのであった

社長は、
「これで片付いた」
なんて言っていたが、自分はそう簡単に割り切ることなど到底できなかった
自分のなかで後ろめたさがあるからである
今でも彼の一言一言が、頭のなかで谺しているかのように響いていて、耳から離れない
どんなことであれ、自分はこの苦しみから解放されることはないだろうし、この悲しみを二度と繰り返さない意味でも忘れてはならない
今はただ、彼が前向きにこれからの人生を歩んでいくことを祈るのみである
そして、彼が本当に戻ってくる気があるのならば、その日が来ることを願って仕事を頑張らねば!
苦々しい思いのなかに、わずかな一閃の光を見い出すのであった……





最終更新日  2009年01月31日 23時34分03秒
コメント(6) | トラックバック(0) | コメントを書く
タグ: 人員削減 , 解雇 , 無念
この記事のトラックバックURL:
http://tb.plaza.rakuten.co.jp/wagajinsei/diary/200901290000/ffe17/


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
・メッセージ本文は全角で800文字までです。
・書き込みに際しては楽天ブログ規約の禁止事項や免責事項をご確認ください
・ページの設定によっては、プルダウンで「顔選択」を行っても、アイコンが表示されません。ご了承ください。


切ないですね・・・><;   ピノコズエさん


忘れられない一言   芍藥の歌さん


ん〜ん・・・   シルバーハートさん


様々な経験をして、人間は成長する   芍藥の歌さん

シルバーハートさん
>嫌な世の中になってしまいましたね・・・。

…今までは不景気の風に吹かれても、正直言って他人事のような気がしたのですが、まさか自分の身に降りかかろうとは…
今「百年に一度の不景気」と言われていますが、ほんと危機的な状況を迎えているのですね

>彼の発した言葉はあたしも驚きました。
>そんな風に言える彼はスゴイと思います。本当に気に入っていたのですね。

…あの言葉を聞いた瞬間は胸がえぐられる思いがしました
決して忘れることのできない言葉です(・_・)

>芍薬の歌さんも、その彼を選んだ事はとても辛かったと思いますが、これは彼の運命だったと。
>もしかしたら、他に彼に合う仕事があったのかもしれないと思ったらどうでしょう?
>きっと、そんな人なら他の仕事でも真面目に一生懸命やるタイプなんだと思われます。

…綺麗事を言うかもしれませんが、自分も色々な仕事を体験してきて、その都度いい経験をしてきました
なので、彼もきっと前向きに生きていくだろうし、様々な事柄を吸収して、一回りも二回りも大きく成長してくれるだろうと信じています

>それにしても、社長は何でいつも1人でやれないの!?芍薬の歌さんを巻き込まんといて!
>と言いたいですよ(−−;)

…もうね、どうしたらいいんでしょうか
こんなんで、この不景気を乗り越えられるのかどうか、正直心配です(^―^;)(2009年02月05日 21時24分04秒)

Re:悲痛の叫びが谺する(01/29)   くろすけcatさん


一言   芍藥の歌さん


<< 前へ次へ >>一覧コメントを書く一番上に戻る


Powered By 楽天ブログは国内最大級の無料ブログサービスです。楽天・Infoseekと連動した豊富なコンテンツや簡単アフィリエイト機能、フォトアルバムも使えます。デザインも豊富・簡単カスタマイズが可能!

Copyright (c) 1997-2009 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.