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はじめのいっぽ

はじめのいっぽ

喘息教室(1回目)

*** 喘息教室 その1 ***



長女の通っている総合病院で、「喘息教室」が開催されました。
週1回で全4回の講座です。

一回目・・・喘息とは?(専門の医師による講義)
二回目・・・発作のときの対応について(看護婦)
三回目・・・喘息の薬について(薬剤師)
四回目・・・アレルギー対策の食事について(栄養士)


その第一回目のお話です。

今まで本で読んだ知識はありましたが、さすがに専門の先生に
話を聞くと知らなかったことがたくさんありました。


1喘息で苦しいのは、息が吸えないからではなく吐けないからである。

レントゲン写真を見ると分かるそうですが、喘息の患者は肺が膨らんでいることがあるそうです。

発作のときは、ゆっくり息を吐かせるようにするとよいそうです。


2喘息カレンダーと喘息日記をつける。

喘息カレンダー(飲んだ薬や発作が起きた日を記入するもの)を一年間付けてみると

一年でどの季節にどれだけ発作が起きたかが分かります。

喘息日記(発作が起きた日にどんな環境にあったかを記入)を付けることによって

なぜ発作が起きたかが分かります。この二つを組み合わせることによって、今後の発作を

予防することができるそうです。治療の基本は発作を起こさないことです。


3自律神経を鍛える。

体を鍛えると良い、とよく聞いたことがありますが、

体を強くするという意味合いだけでなく、発作止めが自律神経に働くから

という意味合いもあるそうです。


4ステロイド吸入を恐れない

ステロイドというととかく副作用のことを考えがちですが

吸入は内服に比べると千分の一しかも、吸入は全部体内に吸収

されるわけではないので、内服のような副作用は見られないそうです。

また、価格も安くよく効くのでアメリカなどでは率先して使われている

そうです。日本でも、最近は頻繁に使い出しているようです。


5体だけでなく、精神も鍛える

喘息の子供は、発作を恐れるあまり行動に制約があり

弱気な部分あります。できるだけ、普通に日常生活を送れるように

予防的に吸入をしてから運動したり、体調に変化を感じたら早めに対処する

ことが大切です。友達と同じ様に行動できることが自信につながるのです。


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