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小説家わかつきひかるのブログ

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2013年05月10日
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今読んでいるのはこの本。

帯のアオリ文句は、

(引用はじめ)
「アベノミクス」で世界と日本は激変する! 
(引用おわり)

景気回復が本物かどうか知りたかったから買ったのですが、この手の本が、本屋さんの店頭にはすごく多い。みなさん、景気がこれからどうなるか、気にしてらっしゃるのだなと思います。

世間は一ドル100円に乗った、株価が上がったと大騒ぎですが、日本の景気回復は本当なのでしょうか。

ぶっちゃけ、今、株を買うと儲かるの? 

株は、
これから景気が良くなると思っている人が多くなれば上がり、
これから景気が悪くなると思っている人が多くなれば下がります。 

40代から60代の男性会社員の景況感を映す鏡に、フランス書院文庫があります。
表紙が黒いから、「黒本」という愛称で呼ばれているこの文庫、言わずと知れた官能小説(ポルノ小説)大手です。

はたから見たら同じに見えるポルノ小説ですが、
陵辱&調教&痴漢という鬼畜物(ダーク系)と、
お姉さんが教えてあげる誘惑物(ソフト系)の二種類のジャンルがあります。

これはフランス書院の編集者から直接聞いた話ですが、

景気が良くて男性が元気なときは鬼畜系が売れ、
景気が悪くて男性が元気をなくしているときは誘惑系が売れるそうです。

景気が良くて仕事が楽しく給料もバンバン上がって、「24時間働けますか?」なときは、元気がありあまっているから鬼畜系を読んでスカッとして、

景気が悪くて仕事の成果があがらず疲れているときは、「キミは何もしなくていいの。がんばらなくてもいいの。お姉さんが教えてあげる」な誘惑物を読んで癒される。

壮年の男性のフランス書院文庫における消費行動には、そういう動きがあるそうです。

では今、フランス書院文庫は、誘惑系と鬼畜系のどちらが売れているのでしょうか。

フランス書院文庫は、毎月6冊発売されています。

2013年4月のラインナップを張り付けます。

牢の教室 椎名 璃久 フランス書院 \730 2013/04 978-4-8296-1929-2
お姉さんはCA 鷹羽 真 フランス書院 \700 2013/04 978-4-8296-1928-5
痕 榊原 澪央 フランス書院 \680 2013/04 978-4-8296-1927-8
奴隷街 御堂 乱 フランス書院 \780 2013/04 978-4-8296-1926-1
ママと美人課長は僕の恋人 弓月 誠 フランス書院 \730 2013/04 978-4-8296-1925-4
義母狩り 麻実 克人 フランス書院 \680 2013/04 978-4-8296-1924-7

このうちタイトルから誘惑物とわかるのは、「お姉さんはCA」と、「ママと美人課長は僕の恋人」の二冊。

「義母狩り」はタイトルからはどちらかわかりませんが、麻実克人先生だと鬼畜系でしょうね。

なんと6冊中4冊が鬼畜系でした!

フランス書院文庫を読む壮年の男性は、今の日本の景気を、好況だと考えているようです。

今、株を買うと儲かるかもしれませんね。
(責任は持ちませんが)





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最終更新日  2013年05月10日 09時31分27秒



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