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私は営業する作家です。
書きたいものがあったら、自分で編集部に電話して、企画書と名刺もって、アポイントメイト取って、さっさと逢いに行きます。私にとっては新人賞の投稿も営業です。 依頼はぽつぽつあります。でも、依頼は、現在のわかつきひかるに対しての発注だから、依頼だけだとよくて現状維持、悪くて右肩下がりになってしまう。今より少しだけ上の仕事をするように気をつけないと、先細りになるんです。 奈良に来てから、なんかもうゆっくりでいいやという気分になり、さっぱり営業してなかったのですが、昨年あたりからこれではヤバイと思い始め、がんばっています。 春に出る4冊の中には、営業で仕事を取ったものがあります。はじめて出すジャンルがそれです。うまくいくかどうかは未知数ですね。 作家仲間に逢ったとき、営業どうしている? と聞くのですが、営業なんてしたことない、とういう作家もいます。 そういう作家は、作家同士の飲み会やパーティにまめに顔を出すそうです。 ゴールデン街で編集者と仲良くなって仕事を取るという話も聞きました。 たしかに、友達の紹介で仕事がくることはたまにあるけど、そっちのほうが大変そうだ。編集者と一緒にお酒を飲むなんて、私はいやだ。お酒がまずくなりそうです。 うーん。でも、SF大会とか、星群祭(いまはさっぱり行われていませんが)とかに顔を出したら、SF書くチャンスがつかめるのかなぁ。 でも、私、20年以上入り続けている星群の会にさえ、作家なんて言ってないんですけど……。 ていうか、親にも親戚にもご近所にも作家って言ってないんですけど。イトヨーカードでパートしていることになってるんですけど。 私は営業と投稿のほうが気楽だな。 私は私なりの方法で、生き残りをはかっていくことにします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年01月23日 14時31分23秒
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