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2011.09.18
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2013年に予定されている第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を巡る主催者WBCIと日本野球機構(NPB)、労組・日本プロ野球選手会との話し合いは、なかなか結論を得られないようだ。

 これまでの交渉で日本側は、過去2大会で多くの日本企業がスポンサーとして名乗りを挙げて収益に貢献してきたことを主張。それにもかかわらず、収益分配がWBCIと米選手会の合計66%に対し、日本はわずか13%('09年の実績)しかなかった点を挙げ、日本代表のスポンサー権については日本への帰属を求めて交渉を行なってきた。

 すでに8月にはWBCIの関係者が来日して、NPB、選手会と個別の協議を重ねている。この交渉でWBCIは選手会の切り崩しを図って、選手会への収益分配率がアップする修正案を出したともいわれるが、あくまでスポンサー権の日本への帰属を求める選手会はこれを拒否。一方、WBCIも「収益分配は正当。(日本が参加しなくても)WBCは行なう」と強気の姿勢で、大会への参加意思の通告期限を9月末日と切ってきている。

 これを受けて9月8、9両日には国際関係委員会委員長の日本ハム・島田利正球団代表らが、米・ニューヨークでWBCI側と交渉を行なった。ここでは具体的な内容は明らかにされなかったが、WBCIから何らかの金銭的な譲歩を示す案が提示されたが、スポンサー権の譲渡や分配率の修正などに関しては、話し合いは平行線をたどったままだったようだ。

争点のスポンサー権の譲渡に関しては継続協議で妥協か。
 ただ、ここにきて「最終的には落ち着くところに落ち着く」という情報が聞こえてきている。

「おそらく最終的には主催者側の金銭的な譲歩で日本も参加する方向で折り合うと思います。スポンサー権などの問題は次大会以降に継続協議、ということで大人の解決になるでしょう」

 こう説明するのは過去2回の大会運営にかかわったある関係者だった。

 背景にはそれぞれの事情があるという。

 一つはNPBの事情だ。

 もともと国際派を任ずる加藤良三コミッショナーはWBC推進派で、今回の騒動でも「大会の灯は消したくない」と苦悶の表情を見せている。

スポンサー権よりも当座の現金が欲しいNPBの懐事情。
 その上で12球団にも12球団のお家の事情がある。

 実はNPBは自らが運営してきた年金制度の破たんにともない、新たに選手が加入する必要が出てきた国民年金基金の奨励金の負担を迫られている。今回のWBCの収益分配の見直しもその一端として出てきたものだった。その5億円ともいわれる原資分の収益が出なければ、12球団はそれぞれ今ある財源から捻出しなければならない。

 逆に言えば、今回の問題で相当分の金銭的譲歩が得られれば、スポンサー権の譲渡に関しては継続審議で後回しにして妥協点は見いだせるはず、というわけだ。

WBCI側はIT景気に沸く台湾での開催案で日本を揺さぶる。
 しかもWBCIサイドには、不穏な動きもある。

 すでに台湾の関係者と接触しており、コンピューター関連企業が活況を呈している台湾経済界をバックに、台湾開催の可能性を模索しているという情報がある。そうなると慌てるのは、これまでも日本ラウンドを主催してきた読売新聞社と、日本企業など大会スポンサー集めを行ない、すでに日本代表の“サムライジャパン”という呼称までを商標登録している大手広告代理店の電通ということになる。

「こうした様々な思惑から、10月中にはNPBサイドは参加で着地せざるを得ないのでは……」(前出関係者)

選手会は正当な権利の要求を強硬に主張しているが……。
 ただ、問題は選手会の強硬姿勢だった。

 選手会は8月のWBCIとの交渉でも、選手会への分配金アップなどの“甘い誘い”も蹴飛ばして、あくまで正当な権利要求を貫いてきている。選手会への利益誘導ではなく、あくまで日本球界の正当な権利の要求であり、NPBが潤うことが、選手への利益につながるという姿勢なのだ。

「ただ、中にはお金の問題ではなく、国際大会で日の丸を背負ってプレーすることは、メジャーなどへのアピールの場となると考えている選手も多い。そればかりか若い選手には、サッカーの代表戦などを観て、純粋に日の丸のユニフォームを着るのが夢という思いもある。その夢の場がなくなるのは寂しい、という意見も少なくない。そういう選手の声を拾っていくと、妥協点を見出さざるを得なくなるでしょう」

 こう説明するのはあるOB選手だった。

主導権の曖昧さを抜きにしてもWBCで得るものは大きい。
「この大会がいったいどういう大会なのかが良く分からない」

 こう語って出場辞退を決めたのは、第1回大会のときのオークランド・アスレチックス、松井秀喜外野手(当時はニューヨーク・ヤンキース所属)だった。

 米国ではWBCIを形成するMLB機構と選手会、日本では読売新聞社や代理店などが主導した大会は、確かに松井が予見したように、曖昧な中でのスタートだった。

 ただ、そういう曖昧さを抜きにしても、2度のWBCで日本球界が得たもの(同時に失ったものもあったかもしれないが……)は大きかったはずだ。

 '06年の第1回大会のキューバとの決勝戦の視聴率は40%を上回り、'09年の第2回大会の韓国との決勝戦も35%越えをマークしている。五輪の正式競技から外れた現在、国際大会という大きなインパクトを持ち、世界の中での日本野球の位置を計る唯一の場は、やはりこのWBCしかないというのも事実なのだ。

WBC以外にも世界のプロ選手が結集する国際大会を。
 参加か不参加か。実質的に何か得られるものがあるならば参加すればいいし、参加の条件が整わないのならば不参加でも、それはどちらでもいい。

 ただ、お金の問題だけを考えれば、日本の企業にはWBCのスポンサーを降りて頂いた方がいい。その半額でもいいから、日本球界……具体的にはNPBと選手会となるのだろうが……をバックアップしてもらった方がいい。

 そうして、WBC大会の縛りがないところで、メジャーリーガーたちも含めて毎年1回でも日本の野球人が結集して、例えば日韓定期戦とか、国際大会を開催する。

 NPBは来年3月11日、東日本大震災復興支援の日本代表戦の開催を決めた。

 それが第一歩になれば、と期待する。






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最終更新日  2011.09.19 02:34:30
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