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カテゴリ:今日の一冊
偉大すぎる親を持った子の苦悩、ままならぬ子を持った親の葛藤…。仏教学者・鈴木大拙の養子であり、「東京ブギウギ」の作詞者である鈴木アラン勝の波瀾の人生を丹念に取材し、父としての大拙を描き出すノンフィクション。 本書は、「東京ブギウギ」の作詞者・鈴木アラン勝の知られざる生涯を紹介し、同時に彼の父(養父)だった仏教学者・鈴木大拙についてを書いたノンフィクション。仏教学者の鈴木大拙の名は知っていたものの、その鈴木大拙と、笠置シズ子が歌った「東京ブギウギ」と何の関係があるのだろうか?と思って読んでみましたが、その「東京ブギウギ」の作詞者・鈴木アラン勝が、鈴木大拙の養子であったということは全く知りませんでしたし、鈴木アラン勝の数奇な運命ともいえる生涯が書かれていますが、鈴木大拙との関係など、著者の丹念な取材と研究が垣間見られるノンフィクションです。 【満足度】 ★★★★☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 3, 2015 01:14:44 PM
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