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カテゴリ:木村の独り言
昨日夕方、e-taxで確定申告をしました。
私は毎年、確定申告期間の初日に申告書を提出していましたが、 今年からe-taxを使って申告することにしました。 しかし、e-taxはとても敷居が高い。なぜなら、準備作業がとても煩雑です。 まず、住基カードを市役所へ行って申請しなければなりません。 鴻巣市役所では、即日交付をしてくれましたが、平日の昼間に 市役所へ行ける人は限られます。カードは本人でないと交付しない そうなので、この時点でかなり制限されます。 次に、住基カードの電子証明が必要です。 市役所の窓口でe-tax申請に使うと話したところ、 住基カードの電子証明手続をしてくれました。 申請手数料は住基カードと電子証明をあわせて1,000円でした。 電子証明を受けると、クライアント用のソフトウェアが入った CD-ROMを渡されます。e-tax申請のためには、このソフトウェアを パソコンにインストールする必要があります。 昨日夕方、e-tax申請の作業をしていたら、このソフトウェアが インストールされていないことに気がついて、慌ててインストールしました。 住基カードはICカードです。読み取るためのICカードリーダを 購入する必要があります。私の場合には、会社にICカードリーダがあったので 購入せずに済みましたが。ICカードリーダのドライバーをパソコンに インストールする必要があります。 さらに、税務署に対してe-tax使用開始登録が必要です。 e-tax使用開始登録申請はインターネット上のe-taxのサイトでできます。 申請のために税務署に行く必要も、手紙を出す必要もありません。 e-taxでの申請には、これだけの準備作業が必要です。 はっきりいって準備作業が複雑すぎて、まず普及しないでしょう。 日経パソコンの記事に出ていましたが、来年からはe-taxで申請すると 税金が5,000円引きになるそうです。5,000円引きになれば、少しは普及率が 上がるかな? 上記の準備作業がとてもできないという方へ。 国税庁のウェブサイトにある、確定申告書等作成コーナーの利用をお勧めします。 このサイト、金額を入力するだけで、複雑な計算をパソコンがやってくれますし、 なによりも申告書を手書きで書かなくて済むのが良いです。 キーボードのタイピングに自信のある方なら、手書きで申告書を書くよりも 速く申告書を作ることができます。 私自身は、一度手書きで申告書を書いて、検算のためにこのコーナーを 使いました。 e-taxで申請する場合にも、この確定申告書等申告書作成コーナーで先にデータを 作って、そのデータをe-taxで使う方法があります。 いきなりe-taxで申請書をつくろうと思うと、税に詳しい方は別として、 かなり戸惑うと思いますので、e-taxで申請を考えている方にも 確定申告書等作成コーナーの使用をお勧めします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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