テーマ:野鳥好きっ♪(15702)
カテゴリ:ツバメ
今日は、少しショッキングなご報告をいたします。 ショックではありますが、野生としての逞しさ、厳しさをあらためて実感し、 そして、親鳥の決断に対しては尊敬の念さえ抱いた私です。 ここに載せることに躊躇がありましたが ツバメに対して可愛いとか、可哀想とか、そして気持ち悪いとか、 そういう人間の感情を超えたところで 厳しい野生を生き抜くツバメへ 大いなる尊厳を感じ 事実を記すことにいたしました。 この写真は21日のものです 頭の上に何かをくっつけている子がいました まだ頭の産毛が乾ききっていないので、 生まれて1日目のものと思われる写真です ただのゴミには見えないし、変だな、と思いつつ、 それが何かは分からないままに数日間 その間に撮った写真には、5羽の数も数えられましたし、 くっついていたものもなくなって、写真で見る限りでは 特に変わった様子は写っていませんでした。 昨日、25日の写真です あっ・・・・と思いました。 この子、眼球がないんです。 生まれてすぐに眼球を無くしたらしいです。 頭にくっついていたものはつぶれた眼球だったかもしれません。 原因は定かではありませんが、 外敵に襲われたことは考えにくい 親もしくは兄弟による事故も考えにくいです 孵化する際の経緯に何らかの異常があった? それとも、先天的な生まれる前からの異常? それでも5日間餌をもらって大きく育っていたのですね。 さて、この子、今までは他の子も目が開いてなくて 条件は同じだったかもしれないけど、 そろそろ他の子は目が開いて見えるようになってくるので、 これからのハンデは大きいことだろうね。 たとえ育ったとしても、巣立ちは無理だね。 それとも、この子、もう・・・・・ダメになってる? でも、今朝は確かに動いていたと思う。 などと、昨日はあれこれと考えている間に夕方となり、 もう一度写真を撮ってみることにしました。 そしたら、4羽しか写らないんです。 7月25日のツバメ日記を見てください そしてこれは、今朝の写真です。 鏡を使って再度確認しました。 すでに淘汰されていました。 私などがあれこれ思う必要などありません。 親は野生の掟を守って、果敢なる決断をくだしたようです。 漫然と子育てをしているわけではないんですね。 ほんとうに偉いですね。 落ちていないかと巣の周辺を探しましたが 見つけることはできませんでした。 猫などが来れば気配ですぐに分ると思いますし 親ツバメが運び出して捨てに行ったと考えます。 糞などは隣地に捨てていますので 同じように隣地に落とされたのかもしれません。 ≪追記 2015年6月≫ すでに9年前の日記ですが 読み直しましたので捕捉しておきます 生れてすぐの時に頭についていたものが 眼球のつぶれたものだったのかどうか そのヒナと眼球のない子が同じ子だったかどうか 確認できていませんので その点よろしくお願いします 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 よろしく↓ 2006年 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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