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まずはじめにIPアドレスについてのお勉強。
IPアドレスは、簡単に言うと『インターネットの通信のきまりで、通信相手を特定するためにそれぞれに割り振られた住所』というところでしょうか。手紙の住所に相当するものです。 で、その構造はというと本来は32ビットの2進数で表現されます。しかしそれでは人間が読み書きするのに不便なため、32ビットを8ビットごとの4つに区切り、それぞれの8ビットの値を10進数にしたものをドット(.)で区切る形で表されます。4つの各値は、10進数の値の0~255を取ります。具体的に言うと 10進数 → 211.129.15.51 実際のビット(2進数) → 11010011.10000001.00001111.00110011 という感じになってます。 ここで、2進数について。上のIPアドレスで「15」が「00001111」になっていますが、これを例に考えてみましょう。2進数で1から15まで数えてみます。()内が10進数です。 1(1)→10(2)→11(3)→100(4)→101(5)→110(6)→111(7)→1000(8)→1001(9)→1010(10)→1011(11)→1100(12)→1101(13)→1110(14)→1111(15) と言った感じ。とりあえずコンピュータ内部の計算はすべて2進数でやってるみたいなので軽く覚えておこう。 で、この4つの数字の組み合わせは約42億通りある訳ですが、これを一元管理している団体がICANN(Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)です。ICANNには地域別の管理組織RIRがあり、各地域のIPアドレスを管理しています。主なところでは ARIN 北米地域 APNIC アジア・太平洋地域 RIPE NCC 欧州 さらに、これらの下に国別にNIRがIPアドレスの管理をしています。日本では、APNICを経てJPNIC(JaPan Network Information Center)がIPアドレスの割り当てを行っています。 _/_/_/次回予告_/_/_/ グローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスについて。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.07.06 00:38:12
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