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今日はネットワークについて。
インターネットが登場する以前、統一された通信方法がなかったため、それぞれの機関の中で独自に通信を行っていました。その後複数の機関が参加し、相互のネットワークが構築されていきました。この各組織のローカルなネットワークのことをサブネットワークといいます。 サブネットワークのホストをすべてインターネットに接続するためには、ホストの台数分だけグローバルIPアドレスが必要です。IPアドレス取得のためNIRに申請するわけですが、NIRが割り振るIPアドレスは、組織が必要とするIPアドレスの数に合わせて柔軟に振り分けがされています。これをクラスと呼びます。 ■IPアドレスのクラスマップ
IPアドレスは32ビットの長さを持つ値です。この32ビットの値は、役割によって2つの領域に分けられます。 前半部分・・・ネットワーク部 後半部分・・・ホスト部 クラスA、クラスB、クラスCでは、ネットワーク部とホスト部が分かれる位置に違いがあります。 その様子は・・・
クラスAを例にして説明してみます。 先頭から8ビットがネットワーク部で、その最初の1ビットは必ず0になります。0から始まる8ビットの値は 2×2×2×2×2×2×2=128個 ですが、そのうち0と127は特別な意味を持つため、組織に割り当てることができるクラスAの数は126個になります。クラスAに割り当てられた組織は、残りの24ビットをホスト部として利用でき、24ビットで0~16,777,215(2の24乗個)まで表現可能です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.07.09 00:09:20
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