|
カテゴリ:カテゴリ未分類
■問題1
公開鍵暗号方式について述べた以下の文のうち、誤っているものを選びなさい。 a 暗号化を行う場合、送信者は受信者の公開鍵を利用して暗号化し、受信者は、送信者の公開鍵で複合化する。 b 電子署名を行う場合、送信者は、送信者自身の公開鍵で暗号化し、受信者も送信者の公開鍵で複合化する。 c 公開鍵は秘密鍵とペアで用いられ、このペアリングが信頼性の礎となっているので、安全・確実に交換する必要がある。 d SSLなどでは、公開鍵方式によって共通鍵を交換し、平文の暗号化は共通鍵で行われている。 [解説] a 送信者は事前に受信者の公開鍵を入手しデータを暗号化する。 受信者は受け取った暗号化データを自分の秘密鍵で複合化する。 b 電子署名:送信者は自分の署名を秘密鍵で暗号化し、受信者は公開鍵を利用して復号化する。 c 利用している公開鍵に対して、その秘密鍵は鍵作成本人しか持っていないということが信頼の礎。 d 公開鍵暗号方式は共通鍵暗号方式に比べてアルゴリズムが複雑で、処理スピードが遅い →SSLなどではデータ量の多い本文は共通鍵暗号方式で暗号化し、その際の共通鍵を公開鍵暗号方式で暗号化して交換する方法が使用されている =ハイブリッド暗号化方式 [解答] a b ■問題2 暗号化方式について述べた以下の文のうち、公開鍵暗号方式について正しく書かれているものをすべて選びなさい。 a 鍵を公開しているので、共通鍵暗号方式より計算量が少なくて済む。 b 暗号化方式にはDES、トリプルDES、IDEAなどのアルゴリズムを利用する。 c 秘密鍵が奪われると、他人によるなりすましを許す可能性がある。 d 公開鍵で暗号化したものは、その公開鍵に対応する秘密鍵で複合化する。 [解説] 公開鍵暗号方式では、データを転送する際に、暗号化に公開鍵、複合化に秘密鍵を使います。また、秘密鍵で暗号化したデータを送信し、公開鍵によって認証する、電子署名システムにも公開鍵暗号方式が利用されます。 a 共通鍵暗号方式に比べてアルゴリズムが複雑であり、計算量は多くなります。 b DESなどは、共通鍵暗号方式の代表的なアルゴリズムです。 [解答] c d お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.08.25 15:32:36
|