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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2017年02月26日
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カテゴリ:泡モノ!

今回はイタリアの泡ものです。
スプマンテ・ブリュット・リゼルヴァ。生産者ドゥーカ・ディ・サラパルータは1824年創業のイタリア・シチリア最古のワイナリーです。サラパルータ公爵が、所有地のブドウを使ったワインで世界からのゲストをもてなしたというのが始まりだそう。シチリアを代表するワインであるコルヴォシリーズを手掛けていることでも有名。近年では、土壌環境のいい畑を購入し自社畑を増やしたり、醸造施設への投資を行うなどよいワイン造りへ力を入れています。
セパージュはシチリアの地場品種であるグレカニコとシャルドネ。シュール・リーを行っているそうです。価格は、写真のお店で1846円。

は薄いがツヤ感のある黄色。
は強いです。勢いしっかりで、キメはシャルマ方式という事でまあそれなり。

香りは白い花や白コショウ、それに軽い石灰岩的な雰囲気といったものがあります。勿論、フルーティさはしっかりでミカンやグレープフルーツ、洋ナシといった要素がよく出ていますが、ただフルーティなだけではありませんね。また、ハーブっぽさやナッツのニュアンス、それに若干のオイル感やヨード的な香りといったものも感じられたでしょうか。

味わいは流石南国のワインというべき果実味のインパクトのしっかりしたものです。酸はしっとり大人しく、苦味と共にトータルのバランスを取っているといった印象。ボディは、丸さやまろやかさを感じるもので、若干のエキス分も。ただ、ミディアムと言い切るほどでもなく、ミディアムライトくらいでしょうか。

食事との相性は、やはり鶏や魚系ですね。
アジの刺身用の切り身があったので、それをミカンと合わせオリーブオイル、塩、ピンクペッパーで味付けしてみましたが、魚の旨みと塩分、ミカンの甘みと香りにワインの果実味や香りが流石に馴染みました。勿論、オイルのおかげでより馴染みやすなったのも確かですが、また、ピンクペッパーの香りとも上手くかみ合ってくれたように思います。
鶏肉は、例の如くシンプルに焼き鳥で行きましたが、モモ(塩)などは旨み塩気との相性は勿論、肉の食感とのワインの質感、強めの泡の相性もいいですね。
その他、カジキマグロでアクアパッツァをするなども面白そうですし、和食との相性も問題ないでしょうが、シンプルに家で出来るイタリアン風のものと気軽に楽しみたいところです。

泡の勢いはかなりあるので、発泡系が苦手な方にはお勧めしない方がいいかもしれませんが、フルーティさの中に複雑なニュアンスもあり、価格の手ごろさも考えれば面白い1本でした。

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最終更新日  2017年02月26日 23時47分20秒
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