テーマ:心のかたち、人のかたち(941)
カテゴリ:ひとりごと
「漫画家とカウンセラーとの、母娘問題をテーマとした対談記事が載るから、
機会があれば今週号を手にとって見てね。」 というメールが、友人から来た。 母娘問題を抱える友人たちに申し訳ないような気がするけど、 私自身は母娘問題で悩んだことがない。 母が54歳で突然亡くなったから・・・でもないと思う。 成長期を通じ私の行動を制限し、自分の規範を押付け、圧力をかけるのは父であって、 母ではなかった。 母には怒鳴られた記憶も、干渉・支配された記憶もない。 私自身、今、一人娘の母であるけれど、 その娘との間にも、問題はないと思う。 だから母娘問題と言っても、私にはどこかピンと来ないのだ、申し訳ないけど・・・ と思ったのだけれど、 買ってきた雑誌のある部分を読み、「・・・・・」と思った。 「xxの資格を取ったらどう?」「髪を伸ばしたほうがきれいよ」などの“アドバイス”をしていませんか。それは結果的に、自分の好みや考え方を娘に刷り込むことになります。この密やかな同化こそ、母による究極の支配だと私は思っています。 “アドバイス”・・・頻繁にしています。 カウンセラーによると、母娘問題の相談に訪れるのはほとんど娘。 母親は無自覚。 「母と娘の密やかな同化」って、避けられないと思うのだけれど、 それが問題化するのは どういうケースなのだろう? 無自覚な私が、「ちょっと気をつけよう」と思えた雑誌記事でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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