カテゴリ:食道楽
マクロビだとか野菜多め肉は少なく・・・なんていってる私だけど、
ラーメンだって大好きなのだ。 元々麺好きの家で育ったせいもあるし。 一時帰国中には週末になったら、目に入ったラーメン屋に入って 「ラーメンと餃子!!」 とやってはぺろりと平らげていた。 そんな私なので家でラーメン作るときも、もっぱら生ラーメン派だった。 袋の中華○昧だとかよりはちょっと高いけど、外で食べるよりは断然安いし、 好きな具をいっぱいのせられるし 何よりハ○マサを愛用していたので、「業務用三食入り」とかだと 一食分あたり90円とか80円でとってもおいしいのがあったりして何度も食べた。 で、アメリカに戻ってきて・・・・。 先日行ったアジア系スーパーで保険のつもりで (「きー、ラーメン食べたくて辛抱たまらん!!」となった時のため) 中○三昧をひとつ買ったら、1ドル50セントぐらい。 仕方ないけど高いし、袋インスタント麺では満足できない体なのぢゃ。 そしたら、私の敬愛する師匠omikanさんが海外での一発ラーメンの秘伝を教えてくださった。 パスタなのに中華麺味なのだ 先日のヤキソバのように、パスタ乾麺で作るラーメン。 「え”-!?パスタでラーメン?できるのお!?」 と思うなかれ。 ポイントは塩と重曹を入れた湯で、アルデンテより長くゆでること。 私はバリラのエンジェルヘアを使用。 スープは中華のチキンスープの素に簡単チャーシューを作った醤油のかえし、 するめのきざんだものをパラパラ。 食べる前にごま油少々。 いやー、もお、びっくり!! 重曹のアルカリ効果で、麺がちゃんとラーメン化していた。 そして、そこはかとなく漂うラーメン独特のあの麺の香りとあのコシ。 バリラのエンジェルヘアだとは絶対にわからないくらい別物だった。 かえしの効果もあって、本物のラーメンぢゃ!!! これだったら中○三昧は言うまでもなく、 冷凍状態が悪いアジア食品店の生ラーメンより断然おいしいぞ!! (麺が粉々になったりとかしてること・・・アリ) しかもアメリカではパスタが本場欧州より安いというウワサ。 (バリラ450gあたりセールで1ドルというのは、世界的に見てもかなり安いレベルらしい) 余談なのだけど 「日本製じゃなくて、中華の生麺とかはどうよ!?安そうだし本場モノじゃーん?」 と思う方もいるかもしれない。 けど、本場の中華のスードルスープは日本のラーメンとは別物なことが多い。 日本人からすると「のびてるよー、この麺」みたいな感じだったりする。 私の経験する限りでは、麺の舌触り・歯触り・のどごしのすべてを楽しむのは 日本人とイタリア人だけだった。 日本のラーメンは中国のヌードルスープがモデルにはなっているけど、 日本人の好みに合せて進化・発展をとげてきたものなので 「ラーメン」というのはもはや日本のものなのだと思う。 とにかく、こんな素晴らしい秘伝を教えてくださった師匠に感謝!! そしてこの方法をあみ出されたことに、いつもながら敬服である。 スイスの方角に向かって、深々とおじぎをする私であった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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