テーマ:政治について(19781)
カテゴリ:会のあゆみ
2月21日、定例教育委員会を傍聴してきました。
去年の9月から引きずっていた決議「学校給食に弁当の日をもうけることについて」に対し、いよいよ結論を出すときが来ました。 教育委員会の出した結論は以下のとおりです。 ---------------------------------------------------------------------------- ・給食の実施日は減らさない ・給食とは別に「お弁当の日」を年3回、学期ごとに1回行う。 「お弁当の日」は学期の途中で行い、給食の最終日を1日遅らせる 実施については、その主旨をふまえ、各学校で工夫して行う。(学年ごとの実施でも構わない) 「弁当の日」実施は、以下の3点を目的とする。 〓〓〓子どもたちに身につけてほしい3つの力〓〓〓 1.食にかかわる「技能」を身につける(自分でお握りが作れる、包丁が使える等) 2.「きずな」心情的なかかわりを、より良くもてる力 (親だけでなく、給食センターや、農家の人たちなどにも) 3.食にかかわる「知識」を身につける。 弁当の日」実施内容についての教育委員会の案(例) 案1.現在行っている行事の日(遠足・運動会等)を「弁当の日」に当てる 案2.おにぎり弁当の日を設ける 案3.子ども自身が弁当を作ってみる いずれにしても、ただの弁当の日ではなく、効果が出せるように保護者と連携していく。 ---------------------------------------------------------------------------- 給食の日は減らされませんでした。(当初は週1回減らされる予定だった) お弁当の日は年3回設けられましたが、実施内容については各学校の裁量にゆだねられ、保護者と連携をとった上で、「ただ弁当を持ってくる日」にはならないように、との条件がつけられました。 もちろん、手作り弁当を持参することが困難な子どもへの配慮についても言及されていました。 鷲宮町の教育委員会として、決議を完全に否定することは難かったことと思います。 しかし、私達の声(署名)を無視するわけにもいかなかっただろうと思います。 そんな板ばさみの中で、とても深く考えていただけたことに、感謝します。 ところで、この決定を、議会はどう受け止めるのでしょうか。 新年度を迎える前にもう一度、鷲宮町議会3月定例会が開かれます。 「鷲宮町の子育てを守る会」のメンバーが傍聴に行く予定です。 教育委員会の出した結論は無事新年度を迎えられるのか、見守っていきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.02.27 07:33:45
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