Satchanから自然便り

House Finch
Carpodacus mexicanus
Fringillidae　アトリ科
メキシコマシコ
6 inch (15.24 cm)


♂
Cornell Lab of Ornithology, NYにて
2006.09.03

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　カーディナルじゃない赤い鳥が居る！それがこのHouse Finchでした。昔の私なら、違う種類のスズメ、そう思ったに違いありません。野鳥と恋に落ちる前に、ハワイへ旅行したことがあるのですが、ホテルのベランダに赤っぽい雀が来ていました。最近になって写真を見てみると、House Finchでした（笑）。赤が♂、灰色が♀です。

　元々は北米西部に固有の鳥だったそうです。1940年、北米東部ニューヨーク市で、House Finchを"Hollywood Finches"として非合法に売りさばいたペットショップがありました。逮捕後、自然界に解き放ったHouse Finchが東部全土に広がっていき、今でも分布域を広げているそうです。私が最初に手に入れた1996年版の図鑑では北米中部が分布域から外れているのに、2000年版の図鑑ではフロリダ半島を除いてほぼ北米全土に分布しています。

　アメリカ人の鳥友達は、いつもこの子達がフィーダーに居座って、ぼろぼろ、ぼろぼろ、庭に餌を落とすのが気に入らない様子でした。図鑑にも"monopolize feeder"（フィーダーを独占する）と書かれていて、そういった気持ちを反映しているような気がします。House Finchは、DCエリアではかなりよく見かけるポピュラーな鳥です。

　House Finch幼鳥について、ちろりむしさんと共同研究中（？）。こちらで徹底検証（？）してみました。


♂
Blue Ridge Center for Environmental Stewardship, VA
2006.09.17


♀
Cornell Lab of Ornithology, NYにて
2006.09.03


Cabin John Regional Park, MDにて
2006.05.16


♂
Cabin John Regional Park, MDにて
2006.02.12


♀
Cabin John Regional Park, MDにて
2006.02.12

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以下はデジスコ導入前の想い出の作品♪


Cabin John Regional Park, MDにて
2003.06.16


Cabin John Regional Park, MDにて
2003.06.16