Satchanから自然便り

Wild Sarsaparilla
Aralia nudicaulis
Ginseng Family (Araliaceae)　ウコギ科
お花　1.5～2 inches (4～5 cm)
草丈　8～20 inches (20～50 cm)
Native


Shenandoah National Park, VA
2006.05.18

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　2005年に北米北東部メイン州へ旅した際、Acadia国立公園で初めて見ました。その後、シェナンドア国立公園でも見る機会がありました。大きな葉の下にお花が隠れていて、自分の目の高さからは見逃しがちです。

　地下茎には芳香があり、サルサパリラの代用品として用いられていたそうです。サルサパリラは、ヨーロッパで梅毒の治療薬として用いられたユリ科のつる植物で、数々の効能があるとしてサプリメントにも利用されています。

　種小名はラテン語で”naked"（裸の）を意味する'nudus'と、"stalk"（柄・茎）を意味する'cauli'に由来します。類似種は他に、葉・茎が棘に覆われた小さな木、あるいは大きな低木になるDevil's Walkingstick (A.spinosa)、４フィート（1.2ｍ）にもなり、根元にだけ剛毛のあるBristly Sarsaparilla (A. hispida)、棘がなくシナノキのような小葉と大きな房にたくさんの花（散形花序）をつけるSpikenard (A. racemosa)などがあるようです。


Shenandoah National Park, VA
2006.05.18


ここで初めて見ました。花は終わりかけ。
葉の上に咲くもの、下に咲くもの、両方見られました。
Acadia National Park, ME
2005.06.25

★サルサパリラの入っている製品