カテゴリ:野鳥
Nycticorax nycticorax Ardeidae サギ科 ゴイサギ(幼鳥) 25 inch (63.5 cm) Smithsonian National Zoological Park, DCにて 2004.04.09 ************************************** D. C.のスミソニアン国立動物園で初めて見ました。カモなど水鳥が飼育されている池の周りに多く、木の上に多くの巣があります。といっても、動物園で飼っているわけではなく、動物園の敷地内で営巣しています。動物園建築前から、ここは彼らの営巣地で、動物園が建築されても、この地を去ることなく、営巣を続けているそうです。D. C.近郊で、彼らのの集団営巣を見たければ、動物園がオススメです! 頭の後ろにぴろ~んと伸びた飾り羽がとても綺麗でした。喉からの体下面の白と背中側の青みを帯びた黒のコントラストがまた美しく、目は赤です。繁殖期には、足が赤くなります。雌雄同色で、茶色に白のまだら模様があるのは幼鳥です。成鳥の羽の色を得るまで2年かかります。幼鳥の下嘴は緑っぽい黄色です。そっくりなYellow-crowned Night-Heronの幼鳥の嘴は上下共に黒になります。 日中もお食事しますが、基本的に夜・日暮れ時の行動が活発。魚・両生類・昆虫や小さな哺乳類を食べます。アジサシ類・サギ類・トキ類などの幼鳥も食べてしまうそうです。 北米西海岸ではカリフォルニア州以南、東海岸ではコネチカット州・ロードアイランド州辺りから南で留鳥となるようです。内陸部では夏鳥の地域が多いようです。D. C. 近郊では動物園以外に、デラウエア州Bombay Hook国立野生保護区でよく見かけました。 愛知県育ちのおっとっとは、幼い頃にゴイサギをよく見たそうですが、私は見たことがありませんでした。調べてみると、日本の本州以南では留鳥ですが、私の生まれ育った北海道では少ないようですね。 幼鳥 Smithsonian National Zoological Park, DCにて 2003.07.10 トキコウの居場所に侵入。 Smithsonian National Zoological Park, DCにて 2004.04.09 木の上 Smithsonian National Zoological Park, DCにて 2003.07.01 巣の上 Smithsonian National Zoological Park, DCにて 2003.07.01 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/10/04 03:45:57 AM
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