カテゴリ:野鳥
Passer domesticus Passeridae スズメ科 イエスズメ 6.25 inch (15.88 cm) デジスコ導入前の写真から。雄・繁殖羽。 Wheaton Regional Park, MD 2003.01.11 ************************************** この辺で、ごく一般的に見られるスズメです。野鳥に興味がなかった頃は、小鳥はみんなスズメだと思っていました。こちらに来てからバードウォッチングを始めたので、この顔がスズメになってしまいました。日本へ一時帰国した際に日本のスズメをマジマジと見て、初めて違いがわかりました。日本のスズメのほっぺたには、黒いほお紅がさしてあって、なんだかかわいらしかったです。 House Sparrowに話を戻しますが、雄・雌で表情が違います。バードウォッチングを始めた年に、この事実に気づくまで数ヶ月かかりました(笑)。さらに、繁殖期(3~9月)の雄は、喉の黒い部分が胸の辺りまで広がり、嘴が黒くなり、頭の茶色と頬・おでこの灰色がはっきりとした感じで、羽の白い部分もくっきり。それ以外の季節(9~3月)の雄は、全体に灰色がかってぼやけた感じで、嘴が黄色っぽいです。雌は黄色っぽい眉があり、雄に比べて柔和な感じです。 カナダ・合衆国・メキシコと北米ほぼ全域に分布しています。地面で昆虫・蜘蛛・小さな果実・草の種子・穀類・パンくずなどを食べます。バードフィーダーにも集団で訪れることが多く、モール内のレストラン・スーパーなどにもたくさんいます。 19世紀半ば頃、イギリスから北米にもたらされたため、English Sparrowの別名があります。Eastern Bluebirdの巣箱を利用して営巣しているところを何度か見かけました。営巣には巣箱・巣穴などを利用します。同様に巣箱・巣穴などを利用する北米固有の野鳥達と営巣場所を争い、幼鳥・卵はもちろん、親鳥も殺してしまったりすることが多いそうです。 幼鳥の写真はこちらで。 やや幼鳥っぽい感じの雄。 背後の尾はMourning Doveです。 Cabin John Regional Park, MD 2006.09.23 毛がくしゃくしゃした感じの雌。 Cabin John Regional Park, MD 2006.09.23 雄(左)・雌(右)並んで。 Cabin John Regional Park, MD 2006.09.23 雌。 モールにて。 2006.10.09 ************************************** 以下はデジスコ導入前の想い出の作品♪ 雌。 Cabin John Regional Park, MD 2003.03.01 雄。 Smithsonian National Zoological Park, MD 2004.02.15 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/10/18 12:22:46 PM
[野鳥] カテゴリの最新記事
|