カテゴリ:野鳥
Passerella iliaca Emberizidae ホオジロ科 ゴマフスズメ 7 inch (17.78 cm) Cabin John Regional Park, MD 2003.03.03 ************************************** 3年前(2003年)の冬に、自宅近くの公園のフィーダー周りに現れた子です。野鳥に魅せられた私は、毎朝、フィーダー横に設置されたブラインド(目隠し)の背後から野鳥観察を続けていました。雨の日も、風の日も、雪の日も・・・(笑)。いつも見慣れたSong Sparrowよりも大きく、Northern Cardinalの♀にしては小さい鳥みたいな感じ。図鑑にも"large sparrow"とあるように、こちらでSparrowと名のつくホオジロ科の鳥としては大きめ。Song Sparrowに比べると、茶色い部分はピンク味を帯びたような明るい赤茶で、頭の後ろや眉の辺りが灰色です。この写真では判りにくいのですが・・・。 D. C. 近郊では冬鳥です。D. C. 近郊を含む北米中部・東部・南東部で冬鳥としてみられるのはRed (Taiga)タイプ (P. i. iliaca)で、夏はカナダ北部に分布します。他に、カリフォルニア州南部で冬鳥、北部で夏鳥になるThick-billedタイプ (P. i. megarhyncha)、カリフォルニア州を含む北米西部内陸部で見られるSlate-colored (Interior West)タイプ (P. i. schistacea)、カリフォルニア州・オレゴン州など西部海岸部で冬鳥のSooty (Pacific)タイプ (P. i. unalaschcensis)、などがあります。図鑑で見ると、東部で見られるRed (Taiga)タイプが一番赤茶色っぽく、他は西側に分布し、背中がやや暗い色になるようです。さらに、カナディアン・ロッキーでは、RedタイプとSlate-coloredタイプの中間が見られるとか。 地面で、種子・果実・昆虫などを食べます。ちょこっとジャンプ、キック、キック、と器用に足を前後させて、枯葉をよけて、食べ物を探す姿がかわいらしかったです。フィーダーでは他の野鳥が落としてくれた種子を地面で食べます。今年こそ、何としても撮り直しをはかりたい一種です。 Cabin John Regional Park, MDにて 2003.04.23 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2006/12/02 02:36:25 PM
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