カテゴリ:野鳥
Aythya collaris Anatidae カモ科 クビワキンクロ 17 inch (43.18 cm) 奥の2羽が雄。手前で顔を埋めているのは雌。 Black Hill Regional Park, MD 2006.01.04 ************************************** 自宅近くのBlack Hill Regional Park、ポトマック川などでよく見かける冬鳥で、多く群れていることが多いです。数年前にはMckee Beshers Wildlife Management Areaに大群が飛来していたこともありました。写真はたくさんありますが、どれも今一つ。比較的遠くから眺めることが多いです。 Ring-neckedの名前に似ず、輪が目立つのは嘴で、フィールドではわからないような茶色い輪が首の辺りにあります。雄の頭は青光りしたような黒で、背中も黒っぽく、側面が灰色です。嘴の輪の他、黒い胸と灰色の翼との間に△に見える白い部分(white, pale 'spur')を見つけることがポイント。距離があっても、白い部分は結構目立って見えます。手元の図鑑によると、この三角形部分が白いのは、 10~6月の繁殖期のみで、夏は灰色になるようです。雌は背中が焦げ茶っぽく暗く、胸~側面にかけて明るい茶色です。目の回りのアイリングが目立ち、やはり嘴の先にある輪がポイント。嘴のつけね辺りが明るい茶色で、目の後ろ側にラインがあります。 水中に潜って獲物を得る潜水ガモです。水面下の植物の塊茎・葉・種子他、軟体動物・昆虫などを食べます。秋の渡りの際には雄雌別々の群れで見られることが多いようです。 北米太平洋岸ではカナダとの国境付近辺りから南側、大西洋岸ではコネチカット州・ロードアイランド州辺りから南側、その他南側の地域で冬鳥です。夏はカナダ他、北米オレゴン州・ワシントン州、ノースダコタ州~メイン州にかけて分布しています。 雌。アイリング、目の背後のラインなどわかるかな。 Black Hill Regional Park, MD 2005.12.01 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/02/14 04:20:30 AM
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