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だいぶん前にニセ卵の記事をご紹介したことがあるのですが、実は私はその時はまさかと思っていました。しかし、今日のこの記事を見ると確かだろうと思いました。そういえば、最近テレビでフカヒレも人工的に作れるといっていました。
最近インターネットに「本物とニセモノの卵の見分け方を教えよう:ニセ卵製造の秘密」が発表され人々はあっけにとられた。その卵は本物そっくりだが、天然の原料は全く含まれていない。 「こんな卵を見たことがありますか? 白味、黄味、殻、全て化学原料で作ってあります。ニワトリを飼う必要はなく、工場で卵が作れ、しかも1時間に300個も作れる」と書かれ、図と文章で少しも複雑でない作り方を紹介してある。 (1)アルギン酸ナトリウム水溶液に、ゼラチン、明礬などを加え、濃度を調整して、攪拌するとやや白い透明で粘度のある液体になり、これがニセの白味になる。 (2)この液体を少量のレモンイエローの色素で着色すれば黄味の雛形となる。それを球形の容器に入れて塩化カルシウム溶液の中に入れれば、周囲に透明の凝固物が形成され、こうして黄味が形成される。 (3)それから黄味と白味を、先に炭酸カルシウムで作っておいた殻に入れ、口を封じるとニセモノの卵が完成する。 見たところ本物そっくりであるが、ニセ卵の見分け方として、卵を碗の中に割ったときに、白味と黄味が自然に融合するのはニセの可能性が高いという。 専門家は、アルギン酸ナトリウム、ゼラチンは食品に使用される原料、添加剤であり、炭酸カルシウムもカルシウム剤の成分で、塩化カルシウムも正常な使用量なら安全方面の問題はないが、工業用原料を使うと有害の可能性があるという。 また技術的に見れば、その他の原料を使っても外観が本物のような「卵」を作ることは不可能ではないという。これは「分子料理法(Molecular Gastronomy)」と呼ばれ、盛んになりつつある。 写真:http://www.jfdaily.com/a/680374.htm お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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