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最近の中国のニュースから

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2010年02月11日
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 最近のトヨタのリコールについては中国でも大きく報道されており、その一つを紹介します。日本未来アジア研究会というのはどんな団体なのかは知りません。

 最近、日本企業と日本経済のマイナスニュースが続く。日本航空は破産申請、トヨタはリコールで巨大な損失を出し、ブランドイメージも大きく損なった。長い間世界第二位を占めていた日本経済の地位をもうすぐ中国に譲ろうとしている。

 高品質だったメードインジャパンはいったいどうしたのか? アナリストは、トヨタ、日航、ソニー・・・など、具体的な問題はそれぞれ違うが、根源は同じだという。

1.グローバル化拡張が過度
 トヨタの問題は拡張が急すぎ、管理が追いつかなかったことである。トヨタは2008年にGMに代って世界最大の自動車メーカになったが、そこにリスクが隠されていた。

 日本航空は本質的に国有企業で、日本政府は破産させたくなかった。バブル時代に野心的な投資を実行、バブル崩壊で大損した。さらに政府の要求で不採算の国内線を運行して赤字が膨れた。

2.革新能力不足が全国的な問題
 ソニーの現状が典型で、1980年代にはウォークマンが非常によく売れたが、その成功に満足し、デジタル化への転換のチャンスを逃し、iPodが出たときに手をこまねいているしかなかった。またテレビが液晶に転換した時、ソニーは韓国の三星に遅れ、三星が市場のリーダーになった。

 日本の国全体が、世界が情報化に向かって転換していた時に方向性を誤るという問題があったが、これも創造性の不足によるものだった。

3.中国、韓国との競争
 トヨタやソニーにとってもっと厄介な問題は中国と韓国からの激烈な競争だった。ライバルは日本企業の経営技術をマスターし、その経営コストは日本企業に比べはるかに低かった。

日本未来アジア研究会副会長王行虎へのインタビュー
記者:メードインジャパンは没落しましたか?
王:全体的には日本企業の管理と製品品質は依然として非常によい。ただ20年余りの不景気で外注が増え、メードインジャパンがデザインインジャパンになり、生産における品質管理の強みを失った。

記者:日本の会社は革新能力が不足しているという人がいますが、どうでしょうか?
王:簡単にそうは言えない。中には革新能力が不足しているところも確かにあるが、中小企業はかなりすばやく、革新能力も技術もある。日本の問題は大企業がリソースを持ちすぎていることだ。

記者:中国の経済総量は間もなく日本を超えますが、日本人の反応は?
王:一字で示せば「渋」、気分がよくないという意味だ。今までは日本はあらゆる方面で中国を超えていたが、現在は一部の方面で中国に追い越されており、当然気分は悪い。

 総量で日本を超えても、日本経済の実力を低く見てはいけない。そのソフトパワーと全体の社会管理の方面では、我々が学ぶべき多くの先進的なところがある。





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最終更新日  2010年02月11日 08時46分58秒
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