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かるたを並べたご機嫌?な正月は一変、あれから胃炎で「ううう」
先週の仕事始めまで「ううう」…フッ、雑煮の食い過ぎか(控えろよ) アラカンの原稿及び6巻分&とっとと戻っていらっしゃった櫻下巻分の直しでした。 あー。最終回発売しましたね櫻。 そんでもって引き続き「玄武」が当初の予定変更し「凛花」で再開することになりました。どのみち年4回か3回かの違いですが、こちらならペースも慣れてますし!よろしくお願いします~!! さて。昨年の原稿中、最終チェック!と思ったら、担当氏がいらっしゃったがため慌てて見れなかったので、今回ドキドキしたが、やっぱりミスってるイエ~~~♪ もう、そのとき早朝6時半。連続11日目でその日は徹夜。 きれいな朝日が目に沁みたぜ…「でも、なんだか目から溢れるものでよく見えないや、テヘ」…そら泣くよ!!感極まれりだよ!!担当氏の手に渡った原稿を「その子ら返して!!」と奪い取りたかったが、本にならないので思いとどまりました。 でも今回はスタッフさん共々トランス状態に入ったため、作業があまり苦しかった記憶が…(いや消したのか…?)なんか「ああ、上げなきゃダメだが作業が終わるのが惜しい…」と一人の口からМ発言も飛びだしたり。 先週の直し中といい、スタッフさんらのそんな名セリフ珍セリフが飛びだし続けた櫻原稿中。 なんせ、担当はさておき彼女らは一番最初の「読者」なわけです。 意外とイマイチのときは微妙に正直なので、それで反応を測ったりできるわけです。 しかも普通の読者ではありません。全員漫画バカです。手ごわいのです。 さて読み終わったときの反応は、ア――ッとなってるのから、「うん!!」と納得したのから、驚いて固まってたのから、ずっと内容を反芻しながら唸ってたのからこれまた様々で私も固唾をのんでおりましたが、納得だったそうなので一安心。 全員口をそろえたのが「きっとみんなすぐ最初から読みなおす。とりあえず読みなおす!」 …はい、そう作ったのでみなさんゼヒそうして頂きたい。 一人が読後感を「映画館から出て今カフェで注文したあたり」とどんな例えだなんだという、なんか映画の作りっぽい言われました。「玄人向け」とも言われました。 造りは筋書きはシンプルに、なるべくメジャーな描き方しましたが、それは中身が若干どうしてもマイナー寄りだからで、好きに描いてよい状況だったネーム制作時当初も、気付けば「読者さんに分かりやすく」を考慮していたので、長年叩きこまれただけあって偉いもんだと感心しました。 「コミックス派の人は幸せだ」とも言ってましたが。もともと「一本の映画」みたく描いたので、三冊一気読みの方と、焦れながら4ヵ月ごとに追ってた方とまた印象が違うかも。 下巻は3月10日発売です。アラカンはそのすぐあと半ばくらいでしょうかね? 凛花のインタビューにも載せました、続編ですが。 もうほぼ頭の中では流れはとっくのとうに出来上がってまして。ずっと迷ってたのですが、アシさんたちの「読みたい!」の声にちょっとその気に。(単純~) ちょっと描き残したものがなかなか重要というか、この作品の本質というか人間の本質というか、ともかくこの作品はかなりの深さまでダイブできる、いまのところ唯一の表現方法な気がしてまして… 描くとしても「玄武」描き上げるのが先なんでしばらく無理っぽいけど(笑)…またネームを仕事の気晴らしに描きためていきますかね? キャラ別の番外編とかね。浮かぶんだわ~これが。ずっと我慢してるけど。 蒼磨視点の16.7歳頃の話とか!寺島視点の蒼磨とか!孝文兄ちゃん視点のチビ正崇とか!真面目な話、これらを補完していくと更に本編の読み方が幾通りにも味わえるようになってるんですよね。「二本立てOKですよ」冗談なんだか言われたけどハッハッハッ…(身体が足りねえ~) まあそんな未定の予定はさておき、本編三巻をよくご賞味いただければこれ幸い。 ・・・・・それよりアレ。 密かに言われてきた(密かか?)「こ・め・ん・た・りー本」演出コンセプトやらキャラの心理やら、いうなれば「櫻狩り」をコアに分析できる解説書なんてものを、出せたら面白いな、と(おのれが映画のDVD監督コメンタリー勉強なるので)…でもまあ、小学館は出してくれないしな~と、私はのほほんとしてたらスタッフさんがマジだった!もう計画立て始めてるんですけど…いや、マジで本にしてもいいけど買う人いるんかな~(笑 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年01月18日 00時29分05秒
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