花嫁ブーケに人気の花図鑑
生花は花嫁を華やかに彩る最高のアクセサリー!定番から個性派まで花嫁ブーケによく使われる花たちを集めました。リッチなオーラを放つ大輪の花、甘い香りを漂わせる花、愛らしさいっぱいの小花たち…。それぞれの花が持つ魅力をチェックして、特別な一日にふさわしい理想のブーケをイメージしてみて。高級花材のひとつであるコチョウランは、ピンクなどさまざまなカラーがありますが、やはり人気なのは端正な白。花嫁をタイムレスに格調高く彩ります。温室で育てられるため一年中安定して手に入るのも魅力。「幸福が飛んでくる」という花言葉は、蝶々が羽根を広げたような花姿から。幸せを運んできてくれそう!純白の大輪の花を咲かせ、その高貴な香りとともに「ユリの女王」と呼ばれるカサブランカ。その歴史は比較的新しく、1970年代にオランダで作出されて世界的なブームを呼びました。そのカサブランカを使ったキャスケードブーケは、いつの時代も花嫁の憧れ。広いチャペルやバンケットでもじゅうぶんに存在感を発揮してくれます。個性派花嫁に支持されているのが、直線的な美しい茎を持つカラーを使ったクラッチブーケやアームブーケ。色によって雰囲気を変えられるのも魅力!白ならスタイリッシュでモダンに、ボルドーならアーティスティックでラグジュアリーな花嫁に。交わってハートに見える花びらも素敵♡英国キャサリン妃のブーケに使われるなど、ロイヤル・ウエディングにたびたび登場してきたスズラン。小さい鈴のような花が連なって咲く、控えめで清楚な佇まいと透明感のある香りは、ノーブルでスウィート!フランスではスズランの花を贈り合う習慣があり、お互いに幸せが訪れるという「幸福のシンボル」なのだそう。「はじらい」という何とも奥ゆかしい花言葉を持つシャクヤク。薄紙のように柔らかで繊細な花びらが幾重にも重なる、ふくふくとした大らかな美しさは、ドレス姿はもちろん和の花嫁にも人気です。入手できる季節が春~初夏と限られているため、シャクヤクのために式をこの時期にする花嫁もいるほど。一輪でも華やかな存在感があり、まさに主役の花!色とりどりのカラーパレット、バリエーション豊富な咲き姿。誰もが好きにならずにいられない花、チューリップ。その種類はなんと8000種以上!さらに新種が毎年増えているというから驚きです。赤や黄色のビタミンカラーから、写真のサーモンピンクのようなニュアンスカラーまで、色によっても様々な表情を見せてくれます。ひらひらとした花びらが今にも飛び立つ蝶のよう!それにちなんでつけられた花言葉は「門出」。まさにウエディングのためのお花です。脇役として添えるのも素敵ですが、おすすめはスイートピーを主役にグリーンをプラスしたブーケ。ピュアでイノセントな花嫁の完成です。