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国際結婚萬歳~我愛台湾!日本人妻が見た台湾

国際結婚萬歳~我愛台湾!日本人妻が見た台湾

お葬式までの法事?



お葬式まで随分日数がありますが、その間何度もあったのが
法事というのか読経です。

うちの場合、父が倒れてからは主人の姉が面倒をみてくれていたので、
自宅からは離れた基隆というところでお葬式をすることになり、
そこに遺体も安置されておりましたので移動が大変でした。

そこは、日本でいう斎場もかねており、とにかく満員です。
部屋の壁一面に亡くなった人たちの遺影が飾られ、
それぞれの前には花や線香、ろうそくは勿論、
その他洗面器、歯ブラシ、タオルまでおかれています。
お葬式を出す前なので、まだこの世で洗顔や歯磨きをするためだそうです。

その遺影などはお葬式を出せば、片付けられていきます。

法事なのですが、私たちは父の死後、数日してから台湾入りしたので
出席していない法事もありますが、
死後すぐの読経以外に何回かあり、例えば娘だけの法事、孫だけの法事、
兄弟だけの法事など種類があるのです。
しかも、夜の8時からというのが多くて、終わりは11時過ぎという
とても長いのです。勿論、途中何度も休憩が入ります。

読経は僧侶がするものと、思っていたのですが
実はその斎場の人が袈裟を着てするのです。
そして、1人ではなく、3人一組で、鐘などの鳴り物入りでした。
そのにぎやかさにも驚きましたが、お経の途中、
ジュースやお茶を飲みながらこの人たちは読経するので
失礼な!と日本人の私は怒りが込み上げてきたのですが、
台湾人には別にたいしたことではないようなのです。

その法事のとき、お葬式当日に着る服があります。
私たちは黒いTシャツに黒いジーパン(黒なら何でもいいようです)を着て
その上から、葬儀屋さんで用意された麻の白い法被のような上着、
頭にかけるターバン風の被り物。
それは、息子、娘、息子の嫁、娘の婿、孫とそれぞれに微妙に衣装が違います。
 
続く




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