この1週間ほどの気になる台湾のニュースを
まとめてご紹介します。
(ブロードキャスターの山瀬まみちゃん風?!笑)
【 民主記念館の蒋介石銅像周辺は元の姿 】
国立台湾民主記念館(旧中正紀念堂)の特別展「民主の扉が開き、自由の風が吹く」
(228事件基金会主催)が3月31日終了し、
蒋介石の銅像の周辺は元の姿に戻った。
同展では、蒋介石の銅像が置かれるホールに約300の凧が
天井から下げられたほか、銅像の正面には原住民のカヌーが
吊るされていた。
さらに両側には民主化運動や228事件に関する写真なども。
同展終了とともに、天井から下げられていたオブジェは
すべて取り除かれたが、銅像の両側の写真などは依然として展示されている
このニュースの 「約300の凧が天井から下げられたほか、
銅像の正面には原住民のカヌーが吊るされていた。」というところ
私の台湾滞在記で、後日ご紹介します
【 在台外国人は57万人 】
内政部はこのほど、2007年末時点での在台外国人統計を発表した。
それによると、総数は57万人でうち居留証をもっているのは48万人。
目的別で多いのは外国人労働者で35万8000人。
帰化しない外国人配偶者も6万3000人いる。
この二者を合わせると外国人人口の75%を占める。
商用及び観光で在台していた外国人で最も多いのは日本人で
全体の25.1%を占め、次いで米国人の23.2%と続いている。
こちらは以前 台湾在住、国際結婚の数 で触れたところにも
つながりがありますね
【 馬英九氏が蒋氏仮陵で涙 】
次期総統の馬英九氏は故蒋介石・元総統の命日である5日に
桃園県大渓鎮慈湖及び頭寮にある蒋介石と蒋経国の二つの仮陵に参拝し、
目を赤く腫らして2度にわたってハンカチで涙をぬぐった。
馬氏は蒋介石の銅像の前で「蒋介石と蒋経国は国事に数十年従事した。
功績と過ちの評価は後生の歴史家に委ねるべきだ。
銅像などの歴史遺産は保存し、観光資源として利用すべきだ。
7月には中国人観光客の開放をする。そのとき、慈湖は観光名所となる」と語った。
また、蒋孝厳及び故蒋孝武の息子の蒋友松が仮陵に参拝した。
蒋孝厳氏は仮陵を中国に移して本葬する件に関し、
「現状維持が妥当」と語り、「衛兵の歩哨を復活し、
中正紀念堂に『中正至正』の字を再度、掲げるべきだ」と語った。
やっぱり、というべきか。国民党が政権を握れば、
このようなことは起こりうると思っていましたが。
大渓鎮慈湖に関する、以前のブログはこちら。
【 台湾郵政の正名は未完成 】
立法院で台湾郵政公司の2008年度予算を審議しているが、
中華郵政から台湾郵政に社名変更した際に
立法院で中華郵政公司条例を改正していなかったため、
立法院は予算名を「中華郵政予算」とするよう求めた。
また、立法院の調べで、台湾郵政は中華郵政時代の社章、
代表社印などをそのまま使っていたことが分かり、
正名は未完成とした。
【 就任記念切手、「台湾」の文字消える 】
馬英九氏が5月20日に第12代総統に就任するが、
馬陣営は「中華民国第12代総統」、「中華民国切手」
「Republic of China」の文字がなければ発行に同意しないと
台湾郵政に通知した。
英文表記にはカッコつきで(Taiwan)としてもよいとしている。
台湾郵政が提案した図案には「台湾TAIWAN」とあるだけ。
郵便局の正式名称や総統就任記念切手も
結局、民進党時代の「台湾」を撤回して、
国民党らしく「中華民国」に戻すことになりそうですね。
まあ、私はどちらでも構いません・・・
だって、台湾でも中華民国でも中身は同じなんですもの
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そして、おまけで我が家のニュース
今日は息子の中学の入学式でした。
たった30分ほどで、卒業式のような感動などこれっぽっちもありません。
息子のダブダブの学ラン姿を写真だけでも撮って
記念にしようと思ったのですが
本人が嫌がって撮らせてくれないので
まるで、芸能カメラマンのように隠し撮り。
しかし、全部ピンボケで失敗に終わりました~~~
そういえば、台湾に住むひ孫1の中学入学式の日
(昨年の夏8月末でしたが)
入学式には家族は誰も出席せず
台湾ではそれが普通らしい??と聞きました。
(それでも出席者0ではないらしいけど)
入学式のあとすぐに、オリエンテーションなどがいきなりあって
入学式の日の帰宅が夕方5時を過ぎていました。
さすが台湾!!と思ったことを、思い出したのです。
日本とはやっぱり違うのよね~~~
今日も台湾滞在記お休みしてしまいましたが
台湾鐵路とハイキングの続きは書き続けますので!
もっと詳しい台湾情報、素敵なブログ満載です♪