帰熊してからのサニーのこの時期の恒例イベント、“潮干狩り”
昨年は一度も行けずじまいだったので、あおぞら航空では初のご報告です
我が家から北へ約35キロ、場所は玉名に到着。
昨日の日曜は満月で大潮、普段から干満の差の大きい有明海ですが、
大潮のときはさらに大きく、潮干狩りを楽しめる時間も長くなります。
しかし、途中で急用を済ませていたら、出遅れてしまいました・・
干潮時刻の30分前に到着。まだ約2時間は楽しめます。
↑先客 それほど混んではいません。
↑サニーの潮干狩りセット
と言っても一部しか使いませんが、これから愛車には
漁師道具がだんだん常駐するようになります。
↑サニーの必需品、“塩”
必要なものだけ持って受付・入口へ歩いていると・・
↑藤がきれいに咲き始めていました。
↑ここから200~300メートル沖に出て掘ります。
↑沖には、雲仙普賢岳と島原の街並みが見えます。
↑実際に使うのはこれだけです。
乗馬用のゴム製の長靴(ちょうか)は重宝します。
普通の長靴だとガボガボして歩きにくいし、丈も短いのですが、
この乗馬用の長靴はピッタリとフィットして膝下までカバーします。
ご存じないお仲間さんへ
サニーは高校時代と東京時代に乗馬やっていました
ペットボトルは砂抜き用の海水を持ち帰るため。
上がったところに海水をくみ上げた大きなタンクがあり、そこで入れて帰ります。
駐車場が近ければ車に置いておきますが、今回は遅く来て遠くに停めている為。
受付でネットをくれるので、熊手だけあれば潮干狩りは出来ます。
しかし、より効率よく快適にやろうと思えば、必需品は“ザル”と風呂用イス
“ザル”は、お酒のザルではありませんよ
とったアサリをザルに入れて海水で時おりすすぎ、砂・泥を落とします。
その後、バケツに移します。
数時間しゃがんでほじくるのは、かなりしんどいです。
イスがあればずいぶん楽になります。
イスは、数種類試しましたが、この風呂用イスが安定感がありベストです
↑居るには居ますが、少ないです。土曜に来るべきでした・・
日曜の方が満月だし、紫外線の量が少しでも少ないかと思ったのです
熊手は、普通のものもありますが、サニーはこのネットカバーが付いたものを愛用
掘った感触でアサリがいるかいないか判りますが、最終的には“手さぐり”です。
大人の泥遊びをすること約2時間。泥んこなのでデジカメには触りません。
沖で掘り始めて30分もすると、サーッと勢いよく潮が満ちてき始めたのが解ります。
少しずつ浜辺側に移動していきます。潮干狩りに集中していると、満ち潮に気付かず
干潟の孤島に取り残されたり、他の潮干狩り客から「おーーーい」と
必死の警告を受ける方もよく見かけます。サニーもそうならないよう気を付けています。
さて、ポケットに卓上塩を忍ばせてきたサニー。
これです
↑マテ貝 ちょこっとだけお顔を出しています。
「マテ貝を見つけたら、触るのはちょっと待て」
あ、スミマセン
ここで“塩”が登場するのです。
マテ貝は、そのまま引き抜こうとすると、上部の身体の一部を切り離して
下に潜りこんで自己防衛をします。しかし、塩を振り掛けると浸透圧の関係で
スーッと自ら浮き上がってくるので、そこをサッと引き抜くのです。
高級な塩でなく、振り掛けやすい“卓上塩”を愛用しています。
↑アサリ貝約1.5キロ、マテ貝は4枚。
ここではアサリの持ち帰りは一人2キロまでとなっており、
オーバー分は出口で没収されます。しかし売店で格安で売っているので、
潮干狩りの時間のない方でも、お近くにお出での際は立ち寄るメリットありです。
帰りは、夏目漱石ゆかりの「草枕温泉」に立ち寄りました。
雲仙普賢岳の向こうに沈む夕日が絶景の、人気の温泉です
↑自分の生息した海の水なので、元気にピューピュー
今宵が楽しみ~