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電子レンジ

電子レンジの電磁波は強烈

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私は96年から自宅での電子レンジの使用をやめ、外でも自分選べる場合は電子レンジは使っておりません。
外食などで厨房が見えない時は使ったものを食べているかも知れません。


加熱、つまり熱を加えるという事は、物質の構成分子の分子運動を大きくすることです。
やかんでお湯を沸かす時には、やかんの底から炎などのエネルギーを与え水の分子運動を大きくしているということです。
温度が高いほど分子運動が激しい状態になっているというわけですが、このため物質は体積が膨張することになります。
水はある程度分子運動が激しくなると、もはや分子間引力で水分子同士がくっついていられなくなり、自由に飛び回る様になります。
これがいわゆる沸騰(蒸発)です。
お湯に触って熱いと感じるのは、お湯のもつ分子運動のエネルギーが指先の神経を刺激したためです。
水分子はその立体構造からプラスとマイナスの極があるように見ることができます。水分子の大きさから決定される共振周波数がありますが、外からその周波数と同じ周波数の電磁波を与えると、水分子の持つ極性のおかげで物理的に向きの反転や回転といった激しい動きをするようです。1秒間に何億回もするようです。(通常の電子レンジは2.45GHz ですから2.45億回振動します。)これほど激しい水分子の動きは自然界ではなかなか発生しないものです。この動きのための分子同士で激しい摩擦がおき、また直接振動し、その振動が今度は水分子以外の加熱対象物の構成要素全体にまで振動数の増加や振幅の増加として伝えられると、いわゆる「温度が上がった」ということになります。
 
問題は、このような分子の向きの反転や回転といった自然界では発生しない、ものすごく高速な激しい動きにあるようです。
電子レンジ(水分子のマイクロウェーブヒーティング)では、加熱した食材の分子がひどく“損傷”を受けていると言えるようです。
以下、参考記事です。

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普通の加熱方法では、分子の振動数や振幅が増加することにより熱を帯びるが、電子レンジ(マイクロ波加熱)では原子、分子、細胞が一秒間に何億回もその局性を反転したり回転したりする摩擦により加熱することにより、このような激しい破壊力に耐える有機細胞は存在せず,構造異性体ができてしまう。具体的にはある過酸化水素(活性酸素の仲間)と一酸化炭素が作り出される。
電子レンジ料理の有害な影響は、食生活における有害な人工添加物のリストに加えることもできるはずであるが、既成の権力はこのような仕事に着手しようとしない。
ミネソタ大学の報告で、「電子レンジで哺乳ビンを暖めると中の乳成分が僅かに変化する。乳児用の人工乳の場合、ビタミンのいくつかが破壊される。また母乳の場合、必要な栄養素の一部が破壊される。」ということを聞いたジャーナリストのトム・バレンタインは、誰かが、これまで知られていない電子レンジの危険性を調べる必要があるのではないだろうかと考えた。(ある訴訟事件)
1991年初頭、ノーマ・レビットという女性が、臀部の外科手術を受けた。ごく簡単な輸血が失敗し、彼女は死亡した。
このとき、看護婦は、電子レンジで輸血用の血液を温めていたという。(ハンス・ヘルテル)
スイスの食品会社の食物科学者であるハンス・ヘルテルという人物が、こうした分子がひどく損傷を受けた食べ物は人間の血液と免疫機能に異常な変化を起こしている、ということを調べている。
ハンス・ヘルテルは人間の血液と生理学の観点から電子レンジの影響について調査し、電子レンジは食物の中の栄養素を変化させ、それを食べた者の血液にも人体組織の悪化を引き起こすということを突き止めている。
ヘルテルの行った実験は、被験者はアメリカ人1人,カナダ人1人、6人のヨーロッパ人でスイスのキエンテルにある正食法の実践者で20代から30代とハンス・ヘルテル自身64才で、8週間,同じホテルに泊まり実験を実施した。
実験はスイス連邦研究所と生化学大学研究所のバーナード・H・ブランクとともに進め、ジャーナリストであるのトム・バレンタインという人物が、この研究結果を「健康の追求」(Search for Health)92年春号に発表。続く情報は同誌次号、または「エーカーズ」(Acres USA)で読むことができる。
与えられた食事は、
 1.有機農場の生牛乳
 2.普通に暖めた生牛乳
 3.インターミルクバーンの低温殺菌牛乳
 4.電子レンジで暖めた生牛乳
 5.有機農場から取れた生野菜
 6.普通に料理された野菜
 7.凍らせてから電子レンジで解凍された生野菜
 8.電子レンジで料理された野菜
である。
電子レンジ料理を食べたあとに測定された血液検査の結果、貧血と同じ症状を示すようである。
コレステロール値は反対に増加している。
実験が繰り返されるに従い、血液の基準値の変化は統計学的にはっきりしてきた。
電子レンジで料理されたものを食べると、ヘモグロビンとその平均濃度、平均含有量は、際だって減少する傾向が見られる。
白血球は電子レンジ料理を食べたあと顕著な増加。
電子レンジ解凍生野菜を食べたあとでは、コレステロールが著しく増加。
 
白血球は通常、生命システムで細胞を傷つける病原の存在を知らせるサインで、本来、何を食べたかを表すものではない。
また、血液中のコレステロールの急な増加は本来強いストレスにより起きるものであるはずが、電子レンジにより解凍されただけのコレステロールを含んでいない野菜を食べたことにより起きている、ということが発見された。
バーナード・H・ブランクとハンス・ヘルテルが、これらの研究結果を発表すると、貿易組織であるスイス電気製品販売連合(FEA)がセフティゲン裁判所の所長、カントン・ベルンに対して、ヘルテルとブランクに対して「公表禁止令」を出すことを請求した。
しかし、ヘルテルは、すでに電子レンジ料理がもたらす血液の異常について認めた上で、研究の有効性について見解を書物におさめていたのである。

====裁判所の考慮内容====
(1)原告からの要求内容。原告(FEA)は被告(ハンス・ヘルテル博士)に対して次に記される内容の発表を禁止する。
内容:電子レンジで料理された食物が健康に対して有害であり、消費者の血液の変化を起こすとして、がん発生過程の前段階を示唆するような病的な難点に言及している部分。被告は法律で定められた罰則によって、出版物、そして公共の講話でこのような主張を繰り返すことを禁止される。
(2)裁判官の管轄件は法律に従って与えられる。
(3)原告の合法性は法律に従って認められる。
(4)被告の非合法性は当人が問題を引き起こした「研究発表」の著者であるという事実によって認められる。特に訂正を受けた現在の新しい法律は、競合状態の必要性を除外することを認めているため、それ故に違法行為人も同業競合者だけとは限らない。よって、ただ宣言をしただけでも、競合している他者の立場に損害を与えた者は違法行為人と見なす。(明らかに、スイスの販売連合は、「製品をけなし、このような発言によって貿易に損害を与えるかもしれない違法行為人」を釘付けにするよう、法廷に圧力をかけていた。これまでのところ、合衆国憲法の場合は、まだこうした発表の自由を認めている。)
(5)状況を適切に考慮するために、次の3つの発表内容を参照する
 1・「社会の放棄」(原文のまま)バーナード。ブランク教授共著
 2・チューバー教授(FEA側の専門家)の前述の出版物についての専門的意見
 3・電子レンジに関する現段階の研究内容とその危険性に関する被告側の陳述内容に対する、公衆衛生学の権威の意見
(6)被告の論争が大衆の支持を受けるか否かは問題ではない。なぜなら、重要なことは、彼ら(大衆)自身が専門家ではないからこそ、このような陳述が支持を受けるという可能性が存在するからである。
また、人々に不安を与える内容を公の場で発表することは認められていない。それらは常に法律によって違法行為とされる。性急な妨害活動の必要性は、競合の過程においてと同様に認められない。
基本的に被告はこのような非難から自分自身を守る権利がある。しかしながらこの権利は、要求があった場合、原告の権利を害する恐れのある緊急の場合において拒否される。

====結論====
この切迫した原告の要求内容の理解の下、法廷は以下のように結論を下す。
本件において、被告による(電子レンジについての)特殊な憶測は、原告側を明らかに不利な状況に追い込み、そして、その状況は容易に回復され得ない。また、被告がいつ大衆に対して、これに続く内容を発表するかは予測ができないゆえに、即座に脅威を与えるものと見なすことができる。
被告の反論を聞くまでもなく、以上のように、法廷は原告の要求内容が正当であることを認める。
同じく本裁判は、被告側の出版物が科学誌として発刊され、それ故、特に信憑性が高く見えるということにより、原告側に更なる不利益を与える可能性があると結論する。加えて証明不能の疑似科学的発表によって公共の利益を生み出すことができないため、明らかにこの出版物には正当な理由がない。
被告は、5000スイスフランの罰金、あるいは1年間の禁固刑の処罰の下、以下の内容の発表を禁止するものとする。
内容:電子レンジで料理された食物が健康に有害であり、がん発生過程の初期症状を含む病的障害を招くとする部分。
原告は諸経費を支払うこと。
   セフティンゲン・クレマー裁判所 所長。

この後、当然ながら上告し、ヘルテルは今後も法廷で争うことになっているようですが、スイスにある世界最大の製薬会社であるチバ・ガイギー社(エポキシ接着剤、アラルダイトのメーカ)で働く科学者たちも彼を支援するようです。

====幼児への危険====
機関誌「小児科」(Pediatrics)(1992年4月号)において、「電子レンジ放射線が与える母乳中の反伝染性因子への影響」という記事が載ったことがある。
リチャード・クワン医学博士がその研究の中心的な役割をはたしていた。
スタンフォード大出身のジョン・A・カーナー医学博士も同じ研究チームにいたが、「科学ニュース(Science News)(1992年4月25日号)に掲載された記事に彼のの言葉が引用されている。

以下にその要約の抜粋を記します。
母乳の解凍では、体温(37℃)以上にあげると病原菌と戦う抗体だけでなく、リゾチームあるいはバクテリアを消化する酵素をも破壊する。
ジョン・A・カーナー・ジュニアとスタンフォード大学の彼の同僚は電子レンジで再加熱した母乳は33.5度という低い温度でもリゾチームの活動性、免疫抗体という反伝染性物質の損失がおき,潜在的病原となるバクテリアの成長を促進するという。 
これに反論するテキサス大学医学部のランドル・M・ゴールドブラムのコメントは、「電子レンジが害を与えるという絶対的な証拠はない。それはただの加熱による影響である」
また、ペンシルバニア州立大学のマドレーヌ・シグマ・グラントは、
「低温状態のサンプルにおけるリゾチームと免疫抗体の低下は、電子レンジによって部分的に生じた摂氏60度以上の温度の熱を単に反映しただけかもしれない。電子レンジによる加熱は本来的にむらがあり、カーナーの研究のように4ml以下の量でテストした場合には正しい結果を予測できない」


これは推測ですが、電子レンジの加熱では水分子の激しい運動により分子レベルの極小さな範囲ではかなりの高温になっている可能性もあると思います。
日頃体験する静電気は数万ボルトの電圧ですが、生命に危機をもたらすような電荷量ではないのと同じように、それが、その加熱対象物全体の温度として計測されるまでには全体の温度はかなり低くなっているだけなのかも知れません。
いずれにしろ普通の加熱方法とは違い電子レンジ加熱は何らかの影響がでているのは明らかなようです。
正常分子栄養学から言われていることは、電子レンジで加熱した食材を食べると、活性酸素が増えることになるため、健康を気にするなら決して食べないように、と言われています。
油が酸化した過酸化脂質は体内では活性酸素をばらまく時限爆弾のようにすごい悪さをするようですが、これを増やしてしまうのかも知れません。
電子レンジ加熱では加熱対象物の栄養素自体の損失は少ないのかも知れませんが、マイクロ波により急激にエネルギーを与えられることにより活性酸素が生み出され、つまり酸化しやすい状態になってしまうということなのかも知れません。

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