子供の運命は常にその母親が創る(ナポレオン)
ヒトは食物から造られる以外の何者でもはない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)
たった1回の人生をどう生きるか、自分の食事にかかわっているほど生きていくうえで、
食べることは決定的に重要ですが、中でも妊婦さんが一番気をつけないといけません。
妊娠前から、胎児のことを配慮した母親になる覚悟を決めることが大切なのかも
知れません。
米疾病管理予防センターと米公衆衛生局は、母体に総合ビタミン・ミネラル剤を
日常的に摂取させることによって心血管欠損は30%、尿路障害85%、
先天性四肢欠損36%、神経管欠損71%も発生率を減少させると発表しています。
脳、脊髄など中枢神経や心臓、四肢に障害を持つ赤ちゃんの大半は、妊娠7週までに
発症することが多く、特に妊娠10週までの栄養バランスが悪いと胎児の成長に重大な
障害をもたらす。
妊娠前からサプリメントなどにより必要なビタミン・ ミネラルをきちんと摂ることによって
障害児を確実に減少させることができると結論しています。
日本はサプリメントを禁止する産婦人科医も少なくなく、世界一先天性異常児が多いと
いう事実が隠匿されているそうです。
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母親が妊娠中もダイエットを続けた影響とみられる体重の少ない赤ちゃんが増えていることから、厚生労働省は妊娠中の食生活や望ましい体重の目安をつくることを決めた。3月中に栄養士や小児科医など6人で構成する研究会を発足させ、10月に報告書の形で指針をまとめる。母子健康手帳に指針を載せるなど周知を図り、妊婦の目安にしてもらう考えだ。
同省によると、胎児期の発育不良や早産などが原因で生まれた時の体重が2500グラム未満の赤ちゃんは、03年で全出生数の9.1%にあたる10万2320人。10年前の93年に比べ約2万1000人増え、比率も2.3ポイント上昇している。保育器が必要な場合が多い1500グラム未満の赤ちゃんの場合は03年で8390人おり、93年比で24%増えている。
産科医らによると、出産前は、母親の体重は10キロ前後増加するのが一般的だが、「妊娠中も太りたくない」と訴える妊婦が近年目立つという。こうした「スリム指向」が妊娠中にもダイエットを続けることにつながり、低体重の赤ちゃんが増える一因になっている、と専門家はみている。
厚労省の外郭団体「こども未来財団」が、東京都内の約8万6000人の妊婦を対象にした98、99年の調査では、元々やせ形の女性で、妊娠37週時点の体重の増加が「7キロ未満」だった場合、2500グラム未満の低体重児が生まれる率は19.5%と、平均の倍の水準に上っている。
指針では、妊婦に必要とされる鉄分やカルシウムなどを多く含む食事内容や、どれくらいの量と頻度で食べるのが好ましいかなどを具体的に示す。妊娠期間中の体重の増え方はどのくらいが適当かを、グラフで表すことも検討。厚労省は「自己の健康管理に活用してほしい」としている。
(出典:朝日新聞)