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カテゴリ:病気・医療関連
いつもありがとうございます。
ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。 毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。 私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。 今年度から始まったメタボ検診・指導は、批判が多くありましたが、 関連市販薬や関連健康食品が売れたり、国民はそれなりに対策しようと 動いたようです。 私の住む葛飾区は8月末までが検診期間ですが、私はまったく異常なく 受診価値を感じません。 一番批判が集中した腹囲が国際的な統一基準の必須条件から外される そうで、このメタボ検診・指導を世界に輸出しようとしていた厚生労働省は 今後どうして行くのか興味深々です。 メタボを短期間でリスク改善するのは簡単です。 関連ブログ 新しい順 「早起き」で脱メタボ 夜型生活改め仕事能率アップ 小林製薬「ナイシトール」のメタボ対策宣伝は違法 弱腰の大阪府、見て見ぬふりの厚労省 おいしくて、栄養バランスも良い「メタボ対策食」で特定健診を乗り切れ! 「メタボ元年」混迷の幕開け 国の受診目標「簡単に達成できない」 メタボ対策、3人に1人が「実践」 メタボ対策の小林製薬「ナイシトール」、効き目の独自証拠なしで販売 メタボ健診は“病”という氷山の氷を溶かす未来に向けた壮大な実験 メタボリックシンドロームの原因は肥満でなく過食 6割が「自分はメタボかも…」、保健指導を受けたら「気をつける」が95%も メタボ「分かっちゃいるけど…」改善意欲は乏しく 撲滅委アンケート 女性67%が「私はメタボ」 「対策成功」たった16% 高血圧、糖尿病、メタボ 指針作成医 9割に寄付金 机上の空論、メタボ健診 新年度開始、自治体から疑問百出 メタボリックシンドローム “ながら運動”でメタボ退治 メタボ健診に意義はあるか? メタボ健診:正しく測れるの? 「おなか見せたくない」人に配慮、着衣・自己測定OK 大学院でメタボ指導者育成 来春から広島大と金沢大 メタボ指導できぬ46% 扶養家族分「保健師不足」 メタボリックシンドローム:健診、異論「ダメ」 厚労省、100カ所以上に注文 メタボ基準検証へ 厚労省研究班、2万4千人の腹囲分析 メタボ健診 来春スタート 効果に疑問の声 異論のメタボ基準「従来通り」 肥満学会がメッセージ メタボ解消モデル 伊勢市課長が死亡 ジョギング中 「メタボ対策」世界へ輸出 とは厚顔無恥 メタボのウエスト値 国際組織が新指標 日本側は反発 中高年男性の半数「危険」 メタボリック症候群 40~74歳対象に「特定健診」 厚労省 ************************************************************************* ◇男性85センチ、女性90センチ 腹囲測定をメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)診断の第一条件として、今年4月から始まった特定健診・保健指導(メタボ健診)。「男性85センチ、女性90センチ」という腹囲基準の分かりやすさが注目を集めたが、肝心の腹囲が国際的な統一基準の必須条件から外されることになった。世界とは異なる基準で、公的健診を続けることは妥当なのだろうか。 ◇健診現場も「根拠に疑問」 先月、東京都江戸川区でメタボ健診を受けた60代の女性は「腹囲を測ってもらえれば、食事に気をつけるきっかけになる」と屈託なく話した。受診者は順に、ついたてで仕切られたスペースに入り、腹を出してメジャーを巻かれた。 メタボ健診は、メタボや予備群に該当する人を健診で見つけ出し、生活習慣改善のための保健指導を実施する新しい公的健診だ。まず腹囲を基準に受診者を振り分け、その後、血液検査の結果などを加味して指導の必要性や内容が決められる。だが、保健指導に携わる看護師は「去年までと検査項目が変わったことに気づいても、何を目的とした健診か理解している人は少ない」と漏らす。各地の健診会場では腹囲測定に対し、「根拠が理解できない」「スポーツで鍛え腹囲が大きい場合も基準に引っかかるのはおかしい」など疑問の声が上がっている。 厚生労働省のメタボ健診の基本指針は「生活習慣病の発症には内臓脂肪の蓄積が関与している」とする。内臓脂肪が蓄積した肥満に高血糖や高血圧などが重なった状態がメタボで、心筋梗塞(こうそく)など心血管疾患を発症しやすくなるとの考え方だ。腹囲測定は、内臓脂肪の多い人を見つけるために導入した。 だが、メタボ健診の基になっている日本内科学会など8学会による腹囲基準には「世界で唯一、男性の基準が女性より小さい」など、策定当初から再検討を求める声が相次いだ。8学会は今年3月、再検討に取り組む方針を発表し、厚労省研究班も2万4000人のデータから最適な基準を導き出す作業に着手した。腹囲基準を何センチにすべきか、今なお議論が続いている。 ◇心血管疾患との関連不明 腹囲を第一条件にした日本の基準に当てはまる人が、本当に心筋梗塞などの心血管疾患を発症しやすいのかも不明のままだ。 厚労省研究班の磯博康・大阪大教授(公衆衛生学)が茨城県内で実施した疫学調査(約2600人対象)。日本の基準でメタボとされた人が、心血管疾患を発症する危険性は、メタボでないとされた人と変わらなかった。一方、腹囲を必須条件としていない米国コレステロール教育プログラム(NCEP)の基準でメタボとされた人は、発症の危険性が高かった。 磯教授は「日本人を対象にメタボと心血管疾患の関係を調べた研究はあまりない。これから最適な基準を検討する段階」と話す。 欧米では、心血管疾患を起こしやすい人を見つけるには、NCEP基準が適しているとの研究成果が多い。ある専門家は「海外に論文を出す時は、日本の基準では掲載を認められないため、NCEP基準で分析する人がほとんど」と明かす。 しかも、NCEP基準ですら、心血管疾患との関係に疑問を投げかける研究もある。英医学誌ランセットに5月、英国での疫学研究が発表された。60~80代の計約7500人を対象に、NCEPの基準と心血管疾患との関係を調べると、基準に合致してもしなくても、発症の危険性にほとんど差はなかった。 研究を担当した英グラスゴー大のナビード・サッター教授は「日本が腹囲をメタボ健診に使っていると聞いて驚いた。この基準で心血管疾患の危険性の高い人を見つけようという方法は医学的に意味がなく、貧弱な医療としかいいようがない」とあきれている。 報道機関も冷ややかだ。 「細いウエストを探し求め、膨大な数の人を測る日本」。6月中旬、米紙ニューヨーク・タイムズにこんな見出しの記事が掲載された。日本のメタボ健診を「太りすぎがあまりいない日本で、一般市民をスリム化するために始まった野心的なキャンペーン」と紹介し、腹囲の結果に一喜一憂する受診者の様子や自治体の担当者らのコメントとともに、制度の目的が「医療費抑制という政治的問題にある」と解説した。 ◇「労働時間の短縮が先だ」--独自の重点設ける動きも 健診の重点をメタボ以外に置く動きもある。 ヤマハ(浜松市)の健康管理センターが取り組むのは、社員への禁煙指導だ。その結果、同社本社工場では男性の喫煙率が25%と、全国平均(約4割)よりも大幅に低い水準となった。同社は11年度から全国の同社施設敷地内の全面禁煙に踏み切る。倉田千弘所長は「メタボ基準に科学的根拠はないが、禁煙には、がんと心血管疾患の予防につながるという世界中の研究成果がある」と指摘する。 愛知医科大が会社員360人を対象に実施した調査では、1カ月の残業時間が長い人ほど、心血管疾患の危険性が高かった。 渡辺美寿津准教授(メンタルヘルス)は「特定健診は個人に生活習慣の改善を求めるだけで、職場への働きかけが不十分だ。労働時間の短縮など、労働環境を変えなければ、心血管疾患の危険性は消えない」と話している。 (出典:毎日新聞) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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