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カテゴリ:運動
子供のロコモ予備軍が心配されていますが、子供の心身がおかしくなったのは今にはじまったことではなく、戦勝国アメリカの日本人劣化戦略が効果を出したからで驚くことではありません。
子供は親の言うことをなかなか聞きませんが、親のやることはすぐ真似しますので、運動の好き嫌いをつくるのも親の生活習慣になりますね。 適度な運動はよいことばかりで、運動するほど学業成績がよくなることは、以前ご紹介しました「脳を鍛えるには運動しかない」に運動が脳に及ぼす影響が具体的・客観的に書かれています。 運動することで脳の血流がよくなり、脳機能が活性化するわけで、以前ご紹介しました「世界のエリートはなぜ歩きながら本を読むのか?」にも書かれていますが、ハーバード大学の学生の優先順位は1に運動、2に学業で文武両道が当たり前だそうです。 ・運動するほど学業成績アップ、十代の若者対象の英米調査 脳は2歳までの栄養状態で決まるとも言われていますので、母親の妊娠前からの食・栄養が重要ですし、神経系の発達がピークになる3歳前からの運動としては水の抵抗を活用した全身運動になる水泳が一番よいそうですが、一つだけに絞らないことも重要です。 運動がよいのは大人も同様です。 人間は動物なので ・動かないと動けなくなる ・動かないと認知能力も低下する ・動かないとQOL(生活の質)が低下する ・動かないと身体が硬くなり、怪我をしやすくなる ・動かないと老化が進む ・楽をすると楽なことしかできなくなる そして、サルコペニア、さらに進んでロコモとなり、寝たきりになって寿命まで短くなるなるわけです。 運動することで得られるメリットはたくさんあり、いくつになってからはじめても遅すぎることはありませんが、やらない人はやりませんね。 今年の厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうで、国民皆保険に甘えて世界一医療に依存する自己責任意識が乏しい日本人の一面です。 健康的な生活習慣を無視して好き放題の人は、やらない理由を探すのが得意だったり、将来の健康がいかに蝕まれるかの想像力が乏しいとか、根拠のない自信を持ち過ぎの傾向があるようです。終末期医療専門医の著書「死ぬときに後悔すること25」によれば、後悔の1位は「健康を大切にしなかったこと 」で、死ぬ時に気がついても後の祭りで間に合いません。 ・人生で今日が一番若い。 ・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵) 何から何まで便利な時代になっている現代社会では健康維持・増進は容易ではなく、食・栄養、運動もヘルス・リテラシーを高めて賢く選択して習慣化しないと不健康になってしまいます。 また最近は座っていることに関する健康リスク報道がかなり目立ちますが、2002年に「セデンタリー・デス・シンドローム」(座りすぎが死につながる症候群)という言葉が作られたほど、座っている時間が長いと生活習慣病や短命化を招くそうで、そのような生活習慣の場合は運動してもリスクがあまり減らないようです。 定期的運動で寿命が延びる研究は少なくないですが、日本人の運動離れは深刻で、20年間も連続してスポーツ離れが進んでいるそうですし、日本人はWHOから65%が運動不足と指摘されていますが、運動は食事同様に重要な健康薬になります。 適度な運動することでフィットネス度が高まるとQOL(生活の質)が上がり、生産性が上がり、健康寿命が延び、寿命も延び、さらに脳や心にもよい効果があり、美肌にもよく、医療費も下がり、大人になっても神経まで進化し続けるそうで、運動する意欲がさらに湧いてきます。 ハーバード大学の研究によれば予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する6倍返しになるそうで、私の27年間の超健康マニアとしての経験から一番効果的なのは食・栄養です。 心身の健康状態をよくし、体力をつけることは簡単ですので、お互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。 子供関連の運動ブログ 新しい順 グズな人ほど階段を上らない グズ、ノロマが変わる脳科学 痩せるだけじゃない! 運動は「脳の活動をグンと高める」 運動するとからだのすべてが変わる 子どもの"ロコモ"予備軍に注意!? 有酸素運動は、記憶力と学習能力を司る海馬の縮小を防止 運動不足の怠惰な生活は「脳神経にまで影響を及ぼし心臓疾患の原因にもなる」 親世代よりも足が遅い現代の子供達 子供に運動をさせる効果的な方法 運動キャンペーンを開始 運動するほど学業成績アップ、十代の若者対象の英米調査 意外と重要、運動後の整理運動 疲れを残さず スポーツ障害の予防も ****************************【以下転載】**************************** 2007年、日本整形外科学会は超高齢化の進む日本の将来を見据えて、「ロコモティブシンドローム(略称ロコモ)」という概念を提唱した。ロコモティブシンドローム(運動器症候群)とは、筋肉、関節、軟骨、椎間板などの運動器に障害が起こり、歩行や日常生活に支障をきたしている状態をいう。 人は誰しも加齢によって、さまざまな運動器が衰えていく。そして、その進行に気づかずにいると、いずれは介護が必要な状態になる。つまり、ロコモティブシンドロームは、高齢者に多く見られる症状であり概念であった。 ところが、最近、子どもの間でもロコモティブシンドロームが危惧されている。腰や関節が痛くて「かかとをつけてしゃがめない」「両手を同時に真っすぐ伸ばして上げられない」などという子どもが増えているのだ。 文部科学省が行なっている「体力・運動能力調査」によると、子どもの体力や運動能力は昭和60(1985)年頃から低下傾向を示している。 子どもたちの体力や運動能力が低下する以前の昭和56(1981)年の11歳と、平成24(2012)年の11歳を比べてみよう。両者の年齢差は、およそ30歳。いわゆる親子ほどの世代差である。身長は「平成っ子」のほうが「昭和っ子」より男女とも約2cm高く、男子145.0cm、女子146.9cmだ。それにもかかわらず、ソフトボール投げは「平成男子」は「昭和男子」よりも5.2m短い29.6m、平成女子は3.4m短い17.4m。50m走は昭和男子も平成男子も8.8秒で変わらず、平成女子は昭和女子より0.1秒遅い9.1秒になっている。 ちなみに学校の卒業アルバムを製作するカメラマンによれば、撮影の時に、子どもたちのいすの座り方や姿勢の悪さ、いわゆる「背中ぐにゃ」が目立つようになったのは、昭和50年代後半からだという。 ●子供たちがロコモ予備軍になっていないか? 親がチェックしてあげよう! では、自分の子供たちがロコモになる危険性があるか否かをチェックしてみよう。日々の暮らしの中で次のようなことはないだろうか。 □家の中でつまずいたり、すべったりする □片足立ちで靴下が履けない □階段を上るときに手すりが必要 □掃除機など少し重い道具を使う家事がつらくなった □買い物などで2kg程度の荷物を持つのがつらい □15分程度の徒歩での移動が困難 □一般的な横断歩道を青信号で渡り切れない 上記のいずれかの項目に当てはまる人は、ロコモ予備軍。すぐに対策を立てたほうがいい。 そもそも中高年になってからのロコモを防ぐの一番の方法は、若いうちからの運動習慣をつけることだというが、中高年だけでなく、子どもたちでも日常的に体を動かすことを心掛けたい。最近の子どもたちは外遊びをしないので、ロコモに陥る確率が高くなる。積極的に外遊びやスポーツをしよう。 また、ロコモ予防には食生活からのアプローチも大切。中高年の男性2人に1人、女性5人に1人はメタボリックシンドローム、またはその予備軍といわれている昨今、子どもの肥満も問題になっている。肥満は体重を支える腰や膝に負担をかける。もちろん、ダイエットなどで栄養が不足すると、骨や筋肉の量が減少し、これもまた、ロコモを招く要因になる。食事は栄養バランスを考え、1日3回を基本にしたい。現代っ子はスナック菓子や甘いドリンクなどを好むが、これも脂肪や糖分の過剰摂取になる。また、間食の摂り過ぎは基本的な食事習慣を阻み、栄養バランスを崩すことにもなる。ロコモ対策は基本的な生活習慣がポイント。今の日本人の生活習慣は確かに乱れているともいえる。 (出典:Business Journal) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014/09/10 05:30:58 AM
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