NCIS:ニューオーリンズ2 #28 Foreign Affairs
オーストラリアとの海軍交換将校というのは、JAGのブランビーを思い出しますね。あのときはマックとブランビーが交際することになって、いろいろありましたので、今回もそれ含みなのかな。ゲストの女優さんは、確かにオーストラリア出身の方ですが、本家で別の役で出てきていました。その時はほとんど印象にないのですが、唇のぷっくりしたタイプはセクシーと言われるのですよね。なんか、狙っているなあ~(笑)海軍がレンタルしているトレーラーハウスで爆発火災があり、中から焼死体が見つかる。その部屋を借りているブラッド・ライダー大尉はオーストラリアへ交換プログラムで派遣されており、そのかわりにオーストラリアからラクラン・コルストン大尉がライダー大尉の部屋に住んでいた。遺体はコルストンのものと確認される。NCISにオーストラリアの国防軍犯罪捜査官のナオミ・パーソンズが現れる。コルストンは大陸間弾道ミサイルをココス諸島に配備するという交渉の要役で、協約締結を阻止しようとして殺されたのかもしれない。パーソンズはプライドと合同捜査を行うことになった。コルストンの死因は、サバイバルナイフのようなもので心臓を一突きされたことで、死後火を付けられていた。なぜか右の人差し指が切り取られており、セバスチャンはこれまでにも同様の手口で2件の殺害事件があるという。それらの被害者は関係がないと見られ、それぞれ殺し屋が雇われて殺したのではないかという。セバスチャンは闇ウェブを通じて、殺し屋に接触することにする。パーソンズはプライドに先走って、勝手に殺し屋と条件などを決めてしまう。金の受け渡し所で張り込んでいると、男がゴミ箱から金を取り出していく。取り押さえてみると、ラサールの知り合いのロスPだった。ロスPは数週間前に刑務所から出所したところで、便利屋として「ハンター28」という相手に雇われただけだという。プライドは暴走するパーソンズに釘を差し、今後は自分のやり方に従うようにいう。ロスPが捕まったときに現場から逃げ去ったSUVは、フィル・ケイシーという男の登録になっていた。ケイシーは犯罪歴があり自宅を調べると、地下室に爆発物の材料があり、過去2件の被害者の情報と、コルストンではなくライダーの写真があった。ケイシーは実はライダーを狙って間違ってコルストンを殺したのか。オーストラリアのライダーと話をするが、命を狙われることに心当たりはないという。ライダーはニューオーリンズに残したシェリルという恋人がいるという。ケイシーはシェリルの出演するバーの住所を控えており、プライドとパーソンズはシェリルに話を聞く。今では遠距離恋愛が上手く行かないというが、この間シュガー・ウェルズという男がブラッドに伝言を残したという。シュガー・ウェルズはオンラインギャンブルの胴元で、ライダーは10万ドルの借金をしていたという。しかし、シュガーは殺したら金を取り戻せないので、殺すはずがないという。セバスチャンはケイシーの家の周辺のゴミ箱をあさり、ケイシーが複数の爆弾を作っていた恐れがあるというのと、昨日オーストラリアに小包を送ったらしいという。殺しそこなったライダーを小包爆弾で殺そうというのか。緊急手配で、小包を運ぶトラックを確保するが、小包の中からは爆弾ではなく、切り取られたコルストンの指が入っていた。つまり、ケイシーはライダーに雇われ、コルストンを殺したという証拠を送ったのか。ライダーは身代わりのコルストンを殺したことで、シュガーの借金から逃れることができる。パーソンズは事態を受けて、オーストラリア側に捜査権が移りライダーを拘束しているという。プライドは捜査の目的はどうなったのだと激怒し、アメリカ側の捜査から外すという。ケイシーのPCを分析したパットンは、殺しの2日後依頼主からメールがあったのを見つけ出す。残金を同じ場所で引き渡すというので、その場所を突き止めるために、ロスPが便利屋のオフィスに忍び込み資料を盗み出す。ロスPはラサールのために役に立ちたいという。NCISが金の引き渡し場所に行くと、ケイシーが殺されていた。殺されてまだ3時間以内だという。水中からケイシーの携帯電話を引き上げ、セバスチャンがデータを取り出すことにする。一方、ライダーのクレジット情報が盗まれ、誰かがライダーになりかわってギャンブルで借金を作っていた事がわかる。殺人を依頼したのもライダーに成り代わった者だった。セバスチャンはケイシーの携帯電話に、コルストンとシェリルが親密にしている写真を保存されているのを見つける。シェリルはコルストンに会ったことがないと言っていたが、実はライダーがいなくなって付き合っていたのだった。シェリルはライダーに知られたくなくて、交際していたことを黙っていたという。さらに、自分は男運が悪く、付き合う男はことごとく事故にあったり去っていくという。プライドはシェリルのそばにルークというピアニストがずっといることに気づき、シェリルに録音機をしかけてルークの口から真相を引き出させる。ルークはシェリルを守ると言って執着し、交際相手を消してきた。逮捕時に銃を持っていたことから、おそらくケイシー殺害の証拠となるだろう。プライドはオーストラリアに戻るパーソンズにねぎらいの言葉をかける。どうやら、プライドの元妻には新しいボーイフレンドができて、次の人生に進んだらしい。彼女が幸せならそれで良いんだ、とはかっこいいですね。ちなみに、彼氏の身元についてはしっかりチェック。これは元妻に知られたくないでしょうね。きっと「余計なことしないで」と怒られそう。プライドは歌手であった祖母が歌っていたバーを手に入れて、音楽と仕事があるから決して寂しくないという。娘は父のプライベートがついつい気になるけれど、パーソンズと付き合うというのは今のところ眼中にはないらしい。パーソンズも別にそんなつもりはないのだが、プライドに悪い気持ちはなさそうだ。というところで、いい感じで去っていきました。いかにもな出会い方でしたが、何せオーストラリアですから、そうそう会うことはないでしょうね。それにしても、持つべきは娘ですね。良くできた子だ。ロスPが今後バーの雑用係で加わるというのは、何か変化をもたらすのでしょうか。パーシーが研修でいなかったのは、他のエピソードの撮影が忙しかったのか、とにかくメンバーが増えていきますね。